【ハイキュー！！】高校で初めて話した彼女はどこか俺に似ていた。【及川徹】

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階段を下りて下駄箱に着き上履きを脱いで下駄箱にしまい、

代わりに下駄箱から靴を出す。

ていうか、教室でてからずっと二人ともうるさいんだけど。

まぁいいんだけどさ。

私はすこし呆れながらいつの間にか先に行っていた二人を追いかける。


「勝手に人を置いていくとは何事だ!」


そして一声。

すると岩泉が


「お前に言われたくねー」


とこっちを見ながら不機嫌そうな顔で言う。

そんな不機嫌そうだと女子逃げるわ。

表情筋固まっちゃってるのかなぁ。

声に出すつもりはなかったんだけど声に出ていたらしい。

岩泉がこっちを向き何とも言えないような表情で私を見る。


「さ、さぁーせん」


私は小声でおとなしめに謝った。

奥では及川が笑いをこらえている。


「……でもなぁ。笑った方がいいのに」


私は思ったことは場合によりすぐに口に出してしまうタチらしく。

やばい。逃げよう。


「さ、さようならぁ……」


そして私は全速力で家の方向へと走った。





「はぁ、はぁ、はぁ、」


そして少したったところの電柱に寄りかかる。

文化部にこれはきついぜ。

いやぁ、でもさっきのあそこにいたまんまならかなりヤバかったかもな。


そう思いながら荒くなった息を整えた。

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