【ハイキュー！！】高校で初めて話した彼女はどこか俺に似ていた。【及川徹】

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いま及川は岩泉に蹴飛ばされ蹴られたところを抱えて唸っている。


あー、面白い。この二人見てると自然に笑顔になるよ。


私は笑いをこらえながらそう思う。

いいコンビだと思うよ。あ、でもこれを岩泉にいったら怒られそうだな〜

何て思いつつ私はスクバをもちあげて言う。


「ほら帰ろうよ？」


「岩ちゃん帰ろう？」


それに便乗？して及川も言う。


「……さっき俺が言ったことなのになんでこの二人にこう言われなきゃならないんだ？」


そして少し間をおいてから岩泉がため息とともにいった。

今日は岩泉、ため息ばっかりつくな。

そう思っていると横から及川の声がした。


「そんなにため息ばっかりついてると幸せ逃げちゃうよ？岩ちゃん」


あっ。その台詞、私が言おうと思ったのに。


「うるせぇ。クズ川のせいだ!」


さっきはため息をついていたのにいきなり元気になって怒鳴る岩泉。


「とりあえず帰りながらでも及川は殴れるから帰ろうよ」


「ひどいよ〜。上折まで〜」


そして雑魚感半端ない及川。

私はそんな及川を嘲笑いながら教室を出ていった。

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