similar 74 岩泉side ページ34
ショックを受けている及川はとりあえずほっておいて花巻と松川に訊いた。
「で、どうする？やるか？」
「……今まで学校で一時間ぐらい二人でやってたんだけどそろそろ限界な気がしてきたんだ。
解らないところ多すぎて。なっ」
松川が花巻にそう振った。
「そうなんだよ。で誰かに教えてもらえないかと思ったら
及川が勉強会を岩泉の家でするって言ってたじゃん。
で来ました。
家とは反対方向且つ学校から遠いのに来たので」
「入れろと」
花巻の言葉を俺が続ける。
なんとなく言いたいことは察した。
まあ俺はいいし、及川は別に漫画読んでるだけだから気にしないだろう。
まあ流石にこの二人増えたら教える側に回ってくれるハズだけど。
あとはAだ。
「ちょっとAに訊いてくる。
多分いいって言うはずだけど」
「あ、んじゃ頼むわ」
そして俺は2階に上り自分の部屋に入ったのだが。
……なんでこいつ寝てんの？
Aは机に突っ伏し、小さな寝息を立てていた。
少しゆすってみるも全然起きる気配ナシ。
どうしようか……。
そう思ってると彼女はゆっくりと動きのろのろと目を開けた。
そして眼をこすりながら言う。
「ん？……ってあれ？あれれ？寝てた？」
「ああ、ばりっばりな。
寝起きに悪いんだが花巻と松川っていう人此処に来てもいいか？」
「あ、……いよ全然。多分口数凄い少なくなるけどね」
そうだ。こいつ人見知りだった。
大丈夫か？と思いつつ、じゃ、すまない。といって階段を降りた。
今度はゆっくり階段を降りる。
ったく、男子の家で普通に寝るってどんだけ無防備なんだよ。
こっちが困るわ。
まあ俺はAにそう言う恋愛感情を抱いてないからいいものの。
俺はそっと嘆息した。
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桔梗(プロフ) - ひなさん» そうなんですか？！羨ましい限りです。私は苦手なので……。コメント、閲覧、ありがとうございます！ (2015年1月17日 18時) (
レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - いきなりですが、私数学大好きです。 (2015年1月16日 18時) (レス) id: 2ff5a51f5c (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - 猫パンチさん» 有難うございます！孤独なお姫様の方にもコメントして下さった方ですよね？！本当にありがとうございます！頑張ります！ (2015年1月11日 16時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
猫パンチ(プロフ) - 面白かったです！読んでいて「あー私もこーゆー時あったなー！」ていうところがありました…更新頑張って下さい！たのしみにしています！！ (2015年1月1日 3時) (レス) id: 668164180b (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - ポテトコーンさん» コメント有難う御座います！面白く思っていただけて嬉しいです。実はこの作品、結構私の実体験も入っているんですよ…(笑)更新頑張ります！ (2014年11月23日 0時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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