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「ただいまー」
「おかえり。今日は練習してきたの？」
家に帰ってドアをあけたらちょうどそこにお母さんがいた。
「あ、うん。
ご飯はもうすぐできそう？」
「そろそろね」
「じゃあ急いで着替えてくる」
私はそれだけお母さんに告げ二階の自分の部屋へと階段を駆け上った。
「……はあ」
ベッドに腰をおろし一息つく。
座った時にギシッとベッドが軋む音がなった。
私はまた腰を上げクローゼットの中から楽な格好の服を出し
とりあえず着替えてセーターとスカートをハンガーにかけて一階に下りた。
ご飯を食べ終わり。
食器を流しの方に持っていっていたら不意にお母さんがこっちの方に顔を向け言った。
「そろそろ、中間じゃないの？」
私は『中間』という言葉に顔をしかめた。
「うん。体育祭終わったらすぐ」
もう嫌になる。
なんで体育祭で疲れた後にもう勉強なんてしなきゃならないのだ。
先生が鬼畜だと思ってしまう今日この頃。
「まあ、いままでの点数をキープしなさね」
「はいはい」
点数を前回より上げなさい、と言わないのが私の母だ。
なんかこういう風に言われるとじりじりとくるものがある。
まあ私自身も勉強するのは嫌だけれどそれよりももっと点数が下がるのは嫌だからね。
「じゃ、勉強してくる」
「早くから始めて損はないから。
でも最後の方で燃料が尽きないようにね」
「うぐっ。
解ってますとも」
実は私、早く始めると最後の方にやる気がなくなってしまうのだ。
まあ勉強するはするけどどうしても集中できないっていうね。
どうすれば集中って続くんだろーなー。
そう思いながら私は階段を今度はゆっくりのぼった。
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桔梗(プロフ) - ひなさん» そうなんですか？！羨ましい限りです。私は苦手なので……。コメント、閲覧、ありがとうございます！ (2015年1月17日 18時) (
レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - いきなりですが、私数学大好きです。 (2015年1月16日 18時) (レス) id: 2ff5a51f5c (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - 猫パンチさん» 有難うございます！孤独なお姫様の方にもコメントして下さった方ですよね？！本当にありがとうございます！頑張ります！ (2015年1月11日 16時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
猫パンチ(プロフ) - 面白かったです！読んでいて「あー私もこーゆー時あったなー！」ていうところがありました…更新頑張って下さい！たのしみにしています！！ (2015年1月1日 3時) (レス) id: 668164180b (このIDを非表示/違反報告)
桔梗(プロフ) - ポテトコーンさん» コメント有難う御座います！面白く思っていただけて嬉しいです。実はこの作品、結構私の実体験も入っているんですよ…(笑)更新頑張ります！ (2014年11月23日 0時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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