tell me！(一聖)

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Aサイド


なんか、ライブ来ちゃったし。


そもそもなんでわたし来るなんて返事しちゃったんだろう。


いつもならちゃんと断れるのに。


まぁ、担当してる人たちのライブだし。


いいか。一度くらい。てか、見るべきだよね。うんうん。


優:声に出てるぞー。


A:えっ？！あぁ…おはようございます。


優:一聖に言われたのか。笑


A:まぁ、はい…。


優:あいつも強引だよなー。そこが魅力なのかもしれないけど。笑


A:あはは…。あ、今日頑張ってください。


優:ん、ありがと！


そこに一聖さんがやってきた。


一聖:なに、優はAのこと取ろうとしてるわけ？


優:そうじゃねえって、なぁ？


A:別に今日のライブ頑張ってくださいって話しただけだよ？


一聖:ほんと？


A:うん。


一聖:まぁいいや。今日もメイクよろしくー。


A:はーい。


一聖さんのが終わって他のメンバーさんのメイクも仕上げて行く。


それが終わるとわたしは暇だ。


メンバーさんはリハへいくし。


することもないなぁ。


メイクのやり方でも開拓しようかな。


そんなことをしてる間に開演10分前になった。


今日はホールということで客席の一番後ろで見ることにした。


一聖さん本当に気づくのかな？


気づいて欲しい自分がいて戸惑う。


多分きっと惹かれてるから。


歯止めが効かなくなる前にやめよう。


だから、あと少しだけ…。

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