tell me！(一聖)

22. ページ25

A:一聖さん、









一聖:ん？ああ。これね。ありがと。









A:じゃあ、メイクするんで燕さんからどうぞ。









燕:はーいっ！！









コンコンッ









一聖:どうぞー









mag:Aさん、さっき落として行きましたよ？










A:あ、ああ！ありがとうございます。









ポケットに入れといたリップだった。









よかった…。









mag:じゃあ、また後で話しましょうね！









A:はい。









一聖:お前、magくんと仲良いの？









A:いや、さっき一聖さんにわたしたメモ拾ってもらっただけですよ。別に仲良いも悪いもないです。









一聖:ふーん









A:はい、燕さんできましたよ









燕:ありがと〜









A:次、将海さん









将海:いつも通りかっこよくしてよな〜









A:大丈夫ですよ。









こうしてどんどんメイクを終わらせて最後の一聖さん。









一聖:A









A:はい？









一聖:magくんに気をつけてな









A:なんで？









一聖:なんか、Aのこと気に入ってるみたいだから。









A:そうは見えなかったけど…









一聖:俺はmagくんと何年も同じ事務所にいるからわかるよ。









A:別に興味ないから大丈夫ですよ。ドラマみたいに、一聖さんが女の子とキスしてる写真送られてきても動じないようにしますね。









一聖:ないから大丈夫。笑









A:そうですか？









一聖:とにかく、気をつけろよ。お前のこと信じてるから。









A:一聖さんこそ目移りしちゃダメですよ？









一聖:俺様がするわけねえだろ









そういって一聖さんは不敵に笑った。

23.→←21.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す