tell me！(一聖)

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そんなこんなでAの家に来たんだが。









意外にも、白とピンクで統一されててお姫様ルーム。









真ん中には机の脚がオブジェのように曲がりくねった机。









ものはあまり置いてない。









A:あ、適当なところに座ってていいよ。今日泊まってく？着替えないか。









一聖:泊まってっていいの？！









A:何もしないなら。









一聖:ぎゅーは？









A:んー…許す。









一聖:腹減った！！飯！！









A:ハイハイ。









一聖:何作ってくれんの？









そういって俺は、Aのいるキッチンに向かう。









A:唐揚げ。









後ろからぎゅっと抱きしめると、手の動きが止まった。









A:料理出来ないんだけど…









一聖:いいじゃん。









A:ご飯食べるの遅くなるよ？









一聖:A大好き。









A:ねえ、聞いてる？









一聖:ねえ、Aは？俺のこと好き？









A:なんて答えて欲しい？









一聖:愛してる。









A: …うん。じゃあ、それで。









一聖:照れんなって。









A:別に照れてない。









一聖:じゃあ、言ってよ。









A:何回も言うもんじゃない。軽く聞こえるのは嫌。









一聖:ケチ。









A:好きだから。一聖さんのこと。









一聖:俺も。Aのこと好き。









A:だからご飯作らせてください。お風呂沸いてると思うから入って来ていいよ。









一聖:へーい。

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