V系短編

しふぉんさんリク(MEJIBRAY→綴) ページ34

ツアーから帰ってきて、なんかAが大人っぽくなった気がする。

まず、髪色を変えたようだ。

化粧もちゃんとするようになった。

香水も変えたみたい。


かわいいよ。


すごく似合ってる。


でも、誰のため？

綴:ねえ。A

A:なあに？？

綴:なんで髪色変えたり化粧したり香水変えたりしたの？

A: ……。わかんないの？

むすっとした顔。

綴: え？

A:え、本当にわかんないの？アホなの？

………あんたのこのみに合わせたんでしょーがっ…。

小さい声でそういった。

綴: あはははwwwwwwww

A: なによ！

綴: かーわいい。

まだむすっとした顔。

照れてる。

ぎゅっ。

綴:え？

そう。抱きしめたのは僕じゃない。

A。

そう！！！Aなんだよ！！！

見たかお前ら。

A: もっと可愛くなるから待ってて。
今顔見ないで。

綴: はいはいwwww

抱きしめ返す。

綴: もうこれ以上可愛くならないで？

A: なんで？

綴: いろんなやつが惚れちゃう。

A: 無いから。可愛くなるもん。

綴: 僕も我慢できなくなる。

A:え？どういうこと？

綴: こういうこと。

押し倒す。

A: え、ちょっと…

綴: やっぱり今も我慢できないわ。いい？

A: いいよ？

綴: かわいいね。

A: やめてよ…はぁ…

綴: もっとこえ…

A: やっ…あ…ぅ…

綴: A

A: …んっ。なにぃ………？

綴: ごめん。今日も優しくなんてできないわ。

歯止めが効かなくなるなんて想像してなかった。

泣きながら僕を求めてくるのが可愛くて。

名前をずっと呼んでくるのが可愛くて。

いつも強気なのがこんな弱々しくなっちゃってさ。

歯止めなんて効かないよな。

本当

かわいい。


end.

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