さんじゅごー ページ35
°
「なんだA、行くのか？グラララ…」
『うん！ジンベエに連れてってもらうの！』
「オヤジさん、いつも魚人島を守って頂き、感謝しています。」
ジンベエは、白ひげの前に跪いた。彼が慕っていることがよく伝わる。なんだかホッコリしてしまった。
「グララ…何かあったら言え。すぐ駆けつける。」
「ありがとうございます。」
ジンベエが敬語なんて、ちょっと意外だ。不思議な感じ。
「A、行ってこい。」
「親父っ でも…！」
「あいつには、この広い海をもっと知る必要がある。俺たちがずっと守ってちゃ、籠の中の鳥と一緒だ。」
鳥だって、外に出て飛び回りたい。それに、鳥だからといって、弱い訳でもない。
「どうせ止めても意味ないよい。諦めるんだな、エース。」
『ふふっ よく分かってる〜！』
実はこういうことになると思って、密かに荷造りしていた。みんなには少し悪い気もするけど、私は旅がしたいのだ！
『まぁまた戻ってくるからさ。その時は盛大に宴でも開いてくれたら嬉しいかな〜』
「自己主張激しいなほんと……」
そんなことを言いながらも、少し嬉しそうな顔をするエース。まるで弟のルフィを見るような表情だった。
『みんな、行ってきます！』
「いつでも帰って来いよ〜！」
「Aちゃァァァァァん！！愛してるぜェェェェ！！！」
『私も愛してる！』
「ちょ、サッチずるい！！僕は！！」
『ハルタも愛してるよ〜！』
私はいつからこんなに、愛されるようになったのだろうか。愛を貰うのは久しぶりで、恥ずかしくも自分に正直になった。
素っ気なくはなってしまうが、ジンベエと海に降りる。
「Aーっ！俺のビブルカードだ！持ってくよい！」
『ありがとう！っておわっ 風風〜！』
海面も走れるので、難なくキャッチ。うん、実にスタイリッシュ。
『親父！皆！ありがと〜〜！！』
「グララララ！行ってこい！！」
ジンベエにしっかり捕まり、私たちは海に潜った。
「行っちまったなぁ……」
「寂しくなるな…」
「そのうち戻ってくるよい。それまで俺たちが元気でいることが、あいつにとって幸せだよい。」
たまにはかっこいい事言うじゃんか、とAの声が聞こえたような気がして、マルコはクスッと笑った。
「俺たちは、家族だからな……はぁ、」
「元気出すよい、イゾウ。」
もしかすると、一番寂しいのは、イゾウだったりする…かもしれない。Aが帰ってきたら、教えてやろう。
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MARE(プロフ) - なんでSANが無くなるんだ、、、 (2021年5月26日 2時) (
レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - ﾊﾊｯくらえｯｯ！！"七千枚瓦正拳"ｯｯｯ！…なっ！ﾄﾞｶﾞｯクッ、、、強く、なったじゃねぇか…しゃってぃ…ｶﾞﾌｯこれでお前も…我輩を越えれたな、、、。更新も、、、応援してるぜ……！ファイトｫ！イッパァアアアツ！…！！ (2020年4月30日 22時) (レス) id: fdb03c14d7 (このIDを非表示/違反報告)
しゃるろってぃ(プロフ) - あイカさん» 先輩には適わねぇっす…＿|＼○＿ え、そんなことできるんですか？！！�� 試す価値はありそうですね…！暇極めてるのでお話書きまくってますいつもコメントアザスっっ！！これからも精進します！！五千枚瓦正拳！！ (2020年4月28日 22時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - よし、三千世界で自分の勝ちっすね()おもろ投票、おもろい事に、なんと、何日か経ってまた星を押すと、何故か投票出来るんですね〜ぐへへへへへ(((あ、これって云って大丈夫なのか…？ま、いいや()更新頑張っ！くらえっ！"ウルトラマリン"！！！ (2020年4月27日 2時) (レス) id: d09843228a (このIDを非表示/違反報告)
しゃるろってぃ(プロフ) - あイカさん» そうなんですお爺様なんです宗一郎は。私も毎回おもうんです。なんで評価ボタンは1度しか押せないのかと。煩悩の数だけ飛ばしましょう。百八煩悩砲だけに…なんつって。…殴っていいですよ(^^) (2020年4月24日 23時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
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