さんじゅさーん ページ33
°
王下七武海、海侠のジンベエ……近すぎる！！カッコよすぎる！！！
まさかこんなにレアな人と会えるなんて、思いもしなかった。ありがとうございます眼福眼福。
「そこのお嬢さんは誰じゃ？」
「最近仲間になったんだ！俺も末っ子卒業だぜ！」
『え、でも私長女だよ？』
「ｱｯ……いや、お前が末っ子だ！！」
どうしてもそういうことにしたいらしい。ならばそうしてあげよう。なんてったって、私優しいからね！
「わしはジンベエじゃ。お前さんは、なんて言うんじゃ？」
『私は水下A。よろしくお願いします！』
私は、握手しようと手を出した。するとジンベエが驚く顔をするものなので、どうしたのかと聞いた。
「Aさん、わしのこと怖くないのか？」
『……どこが怖いの？』
すると、またしてもジンベエがいい表情をするので、思わず笑ってしまった。なんか、可愛いよね。
「不思議な人じゃ。魚人に会うのは初めてじゃないのか？」
『初めてだよ。でも、魚人だからって怖がる理由なんてないよ？』
「……そうじゃな。Aさん、よろしく頼む。」
ちゃんと握手することができ、ファンサ貰ったようでとてもテンションが上がっている。沸いたー。それなーー。
「で、ジンベエ今日はなんか用があるって言ってたけど……どうしたの？」
「あぁ…最近、海の魚達が騒いでてな。なんでも、海に選ばれし者が来た、って……」
「あ、それコイツだよ。」
「……は？」
本日三度目。ジンベエの驚く顔にも慣れたのか、遂になんとも思わなくなった。
『アレだよアレ。あの実食べたんだよね。』
「アレじゃわからんぞ。」
『ウミウミの実。食べた。』
「はァァァァァァ？！！そりゃリュウグウ王国の無くした宝じゃぞ！！？」
エッッッ
私、もしかしてとんでもないことしてる…？やってしまった……？！
「どこで手に入れたんじゃ……？」
『いや私もなんて言うか…貰ったっていうか……』
「貰った？！！誰に！！？」
『神様にね！生意気なガキだったけど。』
あいつを思い出すと、なんだか懐かしい気持ちになる。私が知らない内に死んでるなんて、ね………。
「「神様ァ？！」」
「冗談よせよ！神様なんているわけ…」
『…でも私、この世界に来る時、神様に会ってから来たんだよ？』
ジンベエも、だんだん分かってきたような顔をした。賢く、察しのいい彼であれば、否が応でも理解することはできるだろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 607人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MARE(プロフ) - なんでSANが無くなるんだ、、、 (2021年5月26日 2時) (
レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - ﾊﾊｯくらえｯｯ！！"七千枚瓦正拳"ｯｯｯ！…なっ！ﾄﾞｶﾞｯクッ、、、強く、なったじゃねぇか…しゃってぃ…ｶﾞﾌｯこれでお前も…我輩を越えれたな、、、。更新も、、、応援してるぜ……！ファイトｫ！イッパァアアアツ！…！！ (2020年4月30日 22時) (レス) id: fdb03c14d7 (このIDを非表示/違反報告)
しゃるろってぃ(プロフ) - あイカさん» 先輩には適わねぇっす…＿|＼○＿ え、そんなことできるんですか？！！�� 試す価値はありそうですね…！暇極めてるのでお話書きまくってますいつもコメントアザスっっ！！これからも精進します！！五千枚瓦正拳！！ (2020年4月28日 22時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - よし、三千世界で自分の勝ちっすね()おもろ投票、おもろい事に、なんと、何日か経ってまた星を押すと、何故か投票出来るんですね〜ぐへへへへへ(((あ、これって云って大丈夫なのか…？ま、いいや()更新頑張っ！くらえっ！"ウルトラマリン"！！！ (2020年4月27日 2時) (レス) id: d09843228a (このIDを非表示/違反報告)
しゃるろってぃ(プロフ) - あイカさん» そうなんですお爺様なんです宗一郎は。私も毎回おもうんです。なんで評価ボタンは1度しか押せないのかと。煩悩の数だけ飛ばしましょう。百八煩悩砲だけに…なんつって。…殴っていいですよ(^^) (2020年4月24日 23時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
