にじゅななー ページ27
°
『イゾウ、着物あるよ！見に行く？』
「行くしかねぇだろ。」
『分かってやすよ兄貴。卍っす。』
「？？」
着物や浴衣を売っている店があったので、少し入ることに。イゾウといると、日本に帰った気がして落ち着く。そう感じている。
「いらっしゃいませ〜 あらあら、綺麗な方々ね。貴方和服が好きなのね〜 嬉しいわ。」
「こいつに合うもんをくれ。二着か三着は欲しいな。」
「かしこまりました。お嬢さん、こちらへどうぞ。」
『へっ？ちょ、！』
シュバッと連れて行かれ、半ば強引に試着室に入れられた。
「あら、結構大きいのね〜」
『ちょっと、変なとこ触らないで下さいよ？！』
「ごめんなさいね〜 別嬪さんだからつい…」
『いやいや、私なんてそんな…』
別嬪さんなのか私は……
髪とかくせっ毛でいつも外ハネだし、顔だって、平和そうな顔してるし…
「とっても可愛らしいですよ。彼氏さんとお似合いです。」
『彼氏じゃないですよあの人は！』
「あらそうなの？残念。」
何が残念なんだこのおばちゃん……イゾウにはもっと釣り合う人じゃないと駄目だよ…。
「でも、彼、凄く優しい顔してたわ。」
『……まぁ、私を守る王子なので。』
「まぁ！やっぱり付き合ってるじゃない！」
『ちーがーう！』
こうして、着物の色だったり、柄だったり、色々試行錯誤した結果、三着買うことに。浴衣1つと着物2つ。
「お待たせしました〜！その浴衣は差し上げますので、着物二着分で大丈夫です。」
「そうか、ありがとな。」
『ありがたいけど、なんで浴衣のままなの……』
どうして元の服にしてくれなかったんだおばちゃん……酷いよおばちゃん……！！
「白か……よく似合ってる。」
『もうこれ以上何も言わないで………』
「またご贔屓に〜！ありがとうございました〜！」
下駄の音がよく響く。鈴が着いているようで、歩く度にチリンっと鳴る。綺麗な音だ。
『この格好、結構恥ずかしいよ……』
「いいじゃねぇか。船に戻ったら皆を驚かしてやろうぜ。」
『えぇ……』
そんなこと言ってればもう船の前。私は、ため息をついた。
「捕まっとけ。」
『う、うん…』
こいつもお姫様抱っこか！本当に鼻血出しちゃうんだけど！そんなこと思ってると、身体はもう浮いていた。
「よ、っと……さぁお姫様。着いたぞ。」
『無理無理無理、イゾウ私のこと隠して！！』
「そいつは無理なお願いだな。」
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MARE(プロフ) - なんでSANが無くなるんだ、、、 (2021年5月26日 2時) (
レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - ﾊﾊｯくらえｯｯ！！"七千枚瓦正拳"ｯｯｯ！…なっ！ﾄﾞｶﾞｯクッ、、、強く、なったじゃねぇか…しゃってぃ…ｶﾞﾌｯこれでお前も…我輩を越えれたな、、、。更新も、、、応援してるぜ……！ファイトｫ！イッパァアアアツ！…！！ (2020年4月30日 22時) (レス) id: fdb03c14d7 (このIDを非表示/違反報告)
しゃるろってぃ(プロフ) - あイカさん» 先輩には適わねぇっす…＿|＼○＿ え、そんなことできるんですか？！！�� 試す価値はありそうですね…！暇極めてるのでお話書きまくってますいつもコメントアザスっっ！！これからも精進します！！五千枚瓦正拳！！ (2020年4月28日 22時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
あイカ - よし、三千世界で自分の勝ちっすね()おもろ投票、おもろい事に、なんと、何日か経ってまた星を押すと、何故か投票出来るんですね〜ぐへへへへへ(((あ、これって云って大丈夫なのか…？ま、いいや()更新頑張っ！くらえっ！"ウルトラマリン"！！！ (2020年4月27日 2時) (レス) id: d09843228a (このIDを非表示/違反報告)
しゃるろってぃ(プロフ) - あイカさん» そうなんですお爺様なんです宗一郎は。私も毎回おもうんです。なんで評価ボタンは1度しか押せないのかと。煩悩の数だけ飛ばしましょう。百八煩悩砲だけに…なんつって。…殴っていいですよ(^^) (2020年4月24日 23時) (レス) id: c5bdc26a75 (このIDを非表示/違反報告)
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