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私をソファーに降ろすと
JK「お風呂入れて来ます」
って呟いてリビングを後にしたグク。
電話の相手はお母さんだった…
母「A、お見合い断ったんですって？
相手の方はあなたの事気に入ったって。
どういうつもりなの？今からでも、」
「もう、いい加減にして！結婚する気
なんてないし、もうお見合いなんてやめてよ！」
母「そんな事言ったって自分の歳を
考えてみなさい？お友達みんな結婚したり
子供産んでるでしょ？」
「人は人、私は私！結婚なんてしないし
子供だって欲しくないの！今は。」
母「あの時、結婚してればこんな事には」
「あの人の事はもう言わないでって！
もう切るからっ」
JK「ヌナ…」
勢い任せで通話を切った後に
リビングの入り口に呆然と立ち尽くすグクがいた。
「グク…ごめん、大きな声だして…」
JK「電話、お母さん？」
「え？あ、うん…」
JK「いくら怒っててもお母さんに
怒鳴ったらダメだよ」
「え…？」
JK「…ヌナ、お見合いしたの？」
「んと…違うの、グク、、」
JK「あの人って誰？ヌナが前に付き合ってた人？」
「グク聞いて、違くって」
JK「Aヌナはいつもそうだ」
「…」
JK「大事な事は何も言ってくれないし
自分の気持ちだって。僕が拗ねた時くらいしか
甘えてだってくれないし」
それは…私がグクさえいれば何でも
幸せだから…
JK「テヒョンイヒョンはいつも彼女が
"早く帰って来て""今すぐ会いたい"とか
ワガママばっかりって言うけど僕は少し羨ましい」
確か、テヒョン君のとこの彼女は
テヒョン君より歳下だった様な…なんて今は
言えない。
甘えられないのはこの性格。でも…
やっぱ歳の差ってあるのかな、、
グクも頼られたい歳頃になって来たのかも…
私なんかじゃ…もう。。
JK「何で何も言わないの？ヌナ」
「ごめんなさい…」
JK「謝って欲しくて言ってるんじゃないよ？
ヌナの気持ち聞かせてよ」
グクへの気持ちは出会った頃から変わらない、
いや、もっともっと増してるのに、、
母から突きつけられた現実と、グクが感じてる
私達の関係の違和感を思うと言葉が出なかった。
JK「もう、いいよ…」
リビングを出て行くグクを止める足も動かず
玄関の閉まる音だけが部屋中に響いた。
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さなまる(プロフ) - ha auraさん» わぁ（ ; ; ）ha auraさん嬉しいです、ありがとうございます！実は続きを少し書いてるんですが最近、スランプ気味で、、続きが浮かばなくて（ ; ; ）でも完結はさせたいと思っているので完成した際は見て頂けると嬉しいです^^ (8月3日 19時) (
レス) id: cf377dce29 (このIDを非表示/違反報告)
ha aura(プロフ) - こんにちは。さなまるさんの短編集が大好きで何回も読んでます。海のジョングクも大好きですが、「あの日君と」の続きが気になりすぎますー。ぜひ完結してくれたら嬉しいです。これからも応援してます。 (8月3日 8時) (レス) id: 23077edf51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さなまる | 作成日時：2023年5月11日 19時
