可愛いのは背だけじゃない【中原中也】 ページ2
『ご、ごめんなさいィ〜...意図的に一緒にいた訳ではなくてですね』
「うるせェ、あっち行ってろ」
弁解の余地すら与えてくれなかった。
私、御厨A21歳。ただいまとってもピンチです(白目)
私が首領から貰ったお仕事、基本は単独行動だと聞かされたがどうしても不安な場合誰かと行動を共にしていいと言われ、丁度近くにいた芥川くんと現場に向かうことにした。が、当然私達以外には協働の話を聞いてないものが多く、これが中原先輩にバレて浮気したと勘違いされている。
...私は、中原先輩だけしか見ないのに。
しゅん、とうなだれていると。後からコホンと咳払い1つ、芥川くんが私に話しかけてくれた。
「A先輩、真に申し訳ありませぬ…僕の所為で中原幹部と、」
『ううん、芥川くんの所為じゃないよ、私がもっと信頼を得られていたらこんなことには...』
話しながらチラリ、と中原先輩の方を見てみると。
「........」
明らかに不機嫌ですオーラを周りに放ちながら、話す私達を凝視していた。
一寸、あの人はなんなの！？そばにいてほしいの！！いてほしくないの！！どっちなの！！！！？？
『うぐ、芥川くんごめんねェ...また仕事で...』
「あ、いえ。こちらこそ..」
芥川くんに別れを告げ、中原先輩の元に戻る。...すると
「随分とお熱いじゃねえか」
...........怒気がすごい、怒気がすごい(こなみ)
『...だから、芥川くんとは何もありませんって...」
そう弁解したけれど。中原先輩の私を見る目は信じられないという目だった。
...ああ、私って信頼されてなかったんだなぁ
『ッ...もういいです、好きに思っててください。では私はこれで』
心臓がきゅう、と締め付けられる感覚。脈が痛みを帯びる。これが『切ない』という感情だろう。
中原先輩に背を向けて歩きだそうとした瞬間。
私の手の小指を中原先輩が握っていた。
その力加減に、離れて行かないでと言われてるようなきがした。
「違うんだ」
『...何がですか』
「...Aは、いつも『芥川くんって健気で可愛いですよね！いい後輩持ちました』って芥川のことベタ褒めしてただろ、...だから、芥川に、Aを取られちまう気がして...、今回の任務もAの単独任務って聞いてたからッ...」
中原先輩の声に焦りを感じる
..ん？.........一寸、待てよ
『ああああああああやっぱり首領の話そっちまで届いてなかったですよねぇぇぇえ...........』
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ニコニコマーク！ - 芥川くんも見たいなァ… (2022年7月24日 10時) (
レス) @page4 id: 23150a6704 (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - ヘタレな文豪達がみたい！！！！！！！！！！(私も) くだらないことで嫉妬しちゃう文豪がみたい！！！！！！！！！！！！！！！！！(私も) 弱ってしまう文豪達がみたい！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！(私も) (2018年10月5日 23時) (レス) id: 026253e74c (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - 最高です(*￣ii￣)弱った太宰さん凄くいいですね！ (2018年5月20日 0時) (レス) id: adf4b36e15 (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - 文ストですか！文ストですよね！ファァァァ!!ヽ(ﾟдﾟヽ)(ﾉﾟдﾟ)ﾉ!! (2018年3月18日 1時) (レス) id: 026253e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ餡蜜 | 作成日時：2018年3月16日 2時
