渋谷くん2 ページ8
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次の日の朝、早速作戦は決行された。
登校すると下駄箱の前に岡崎くんがいて、一緒に教室まで行こうというのだ。
特に断る理由もないので廊下を並んで歩く。
｢今日の1限目って現代文だよなー。
だるー｣
｢せやね、先生やたらと話長いしなぁ。｣
｢A！｣
岡崎くんとたわいもない話をしていると後ろからすばるのこえがきこえた。
振り向くとやっぱりすばるで、その表情は何故か不機嫌そうだった。
｢あ、すばる。
おはよう。｣
｢おはようちゃうわ！
お前明後日！忘れんなよ｣
何故か岡崎くんを人睨みして、私たちの先をスタスタと歩いていったすばる。
｢うわー、完全に敵対視されてるな俺。｣
｢わかりやすすぎるわ。｣
岡崎くんは作戦を全うしようとしようと頑張ってくれているのか、それからちょくちょく私のそばにいるようになった。
教室の移動だったり、私が一人でいると必ずやって来て一緒に行動する。
そんな珍しい光景を見たクラスメイトは案の定私たちが付き合っているのではと噂し出した。
これは作戦通り、なのかな。
一方のすばるは、このことが面白くないのか、不機嫌なまま私から距離を取るようになった。
｢面白ない｣
昨日までみたいに私の前の席を陣取ってチョコを強請るなんて以ての外、まず近づいてこないし、目が合ってもすぐに逸らされる。
しつこく付きまとうすばるがいなくなって、スッキリしたはずだった。
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神八爽蘭(プロフ) - やまーさん» 教えていただきありがとうございます！非公開になってました(;_;)すみません。 (2020年2月14日 22時) (
レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
やまー(プロフ) - 渋谷くんの5が抜けてると思います！間違ってたらすみません… (2020年2月14日 22時) (レス) id: a2a6af1ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神八爽蘭
| 作成日時：2020年2月12日 23時
