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渡「おい、にやけてんぞ」
深「あ、わり」
渡「なんだよ、キモいんだけど」
深「翔太、今俺どんな悪口言われても全然へーき。」
渡「うわっ、その顔マジでやばいぞ。
てかなんかあった？」
深「いや実はさ…
なんでもない。」
危うく翔太にバラしてしまうところだった。
言いかけて止めると翔太は続きが気になって仕方ないようで俺に詰め寄ってくる。
悪いな翔太…
でも約束は守らないと…
社内の人間には俺とAさんのこと秘密にすることになってるから。
いくら親友の翔太でもこればっかりは言えない。
渡「まぁ、ふっかがニヤけてるのは大抵Aさんのことだろうな。」
深「なんでだよ」
渡「図星だろ？
まぁでも今は勘弁してやるよ。
いつかちゃんと聞かせろよ。」
こう見えて翔太は物わかりのいい奴だ。
これ以上粘っても俺が口を割らないと思ったんだろう。
休憩が終わるということもあってこの話はそれで終わりになった。
この時間の社員食堂、いつもならいるはずのAさんの姿がなぜか今日はなかった。
ここに来れば会えると思っていたのに当てが外れた俺は翔太にバレないように肩を落として食堂を後にした。
オフィスに戻る前に経理課をチラっと覗くとAさんの姿が見えた。
いつものようにメガネをかけてPCと睨めっこしている。
仕事が忙しいのか…
深「翔太ごめん。
先戻ってて」
翔太に断りを入れてから近くの自販に行ってコーヒーを買ってから経理課のオフィスに向かう。
案の定昼休みのオフィスに彼女以外の姿はなくて、足音を立てないようにこっそり近づく。
そして後ろから彼女の頬にさっき買ったホットの缶コーヒーをそっとあてた。
「わぁ？！」
深「おつかれ」
「深澤さん…驚かせないでくださいよ。」
深「食堂いなかったからさ。
仕事忙しいの？」
「月末なのでそれなりに。」
深「お昼とれないくらい？」
「あーそれは…」
深「なーに？」
「通常業務にない仕事を頼まれてしまって…」
深「何も昼休み返上しなくてもいいでしょ？」
「今日中に終わらせないといけなくて、夢中でやってたら昼休み終わっちゃいました。」
深「あら。大丈夫？」
「大丈夫です。
コーヒーありがとうございます。」
深「いーえ、あんまり無理するなよ？」
「はい。」
頭を軽く撫でると頬を赤く染める彼女。
相変わらずかわいい。
ここが会社じゃなかったら抱きしめてた。
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カフ(プロフ) - あさん» 読んで頂きありがとうございます☺️コメント気づかず遅くなってごめんなさい💦そしてしんどいお話書いてしまってすみません💦苦しい展開書かれる方多いんですね😱 (2023年4月27日 21時) (
レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
あ - 3人が楽しく飲める仲になったのに、性格クソ悪そうなのがやってきた😅どうか平和に平和に、やっと幸せになれたんだからもう苦しめんといて。近頃の書き手さん苦しい展開の方を多く書く方が多いからしんどい😭 (2023年4月10日 1時) (レス) id: 8855129fd7 (このIDを非表示/違反報告)
カフ(プロフ) - あめみやさん» リアコですよね〜💜こういうことしそうだな〜って勝手に想像しながら書いてます✍️ありがとうございます🥰 (2023年3月30日 21時) (レス) @page44 id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
あめみや(プロフ) - 深澤くん、やっぱリアコ過ぎますって(*_*) (2023年3月26日 16時) (レス) @page41 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
カフ(プロフ) - るなさん» いつもありがとうございます。ライバルが現れてお話の展開がまたあるのでまた苦しい展開になるかもですがどうなるかお楽しみいただけたら嬉しいです😭 (2023年3月24日 12時) (レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフ
| 作成日時：2023年1月25日 21時
