5 ページ8
.
｢あ、そうだ。｣
私は思い出してバッグから星のオーナメントを取り出した。
｢うわ、懐かしー！｣
｢今日涼太がくれたの。
これ見て翔太のこと、やっぱり好きだなって思っちゃった。｣
｢お前、あんまり可愛いこと言うな！
もう行くぞ！｣
翔太は突然私の手を引いて歩き出した。
顔は見えないけど耳が真っ赤だ。
｢え？どこに？｣
｢クリスマスデートだよ！
これでほんとにチャラな！｣
そう言って照れてる翔太の隣をまた歩ける幸せを噛み締めていた。
後日涼太から聞いた話によると、
翔太は本当はデートする相手なんていなかったみたい。
まさか私に彼氏が出来るなんて思ってもみなかったら相当ショック受けてたとか。
私と翔太、お互いの気持ちを知ってる涼太がちょっとお説教したら、本気で阿部くんにお願いしに行ったみたい。
阿部くんのもちゃんと話をして謝った。
最後まで優しかった阿部くん。
短い間だったけど楽しかったよ。
ありがとう。
あの小さなオーナメント、来年は2人でツリーに飾ろう。
その先もずっと。
｢Aー帰るぞー｣
いつものように手をつないで帰る。
こんな幸せがずっと続きますように。
end
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神八爽蘭(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！snowman皆ほんと素敵ですよね(^^)楽しんでいただけたようで嬉しいです。 (2021年1月1日 12時) (
レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です完結おめでとうです (2021年1月1日 11時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：神八爽蘭
| 作成日時：2020年12月25日 18時
