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ホームパーティーから数日後家の近くのスーパーで涼太を見かけた。
涼太はまだこちらに気付いていない。
だから私も気付かないふりしてその場を去ることだって出来たのに声をかけてしまったのはきっと涼太のことをもう好きになっていたからだと思う。
｢Aちゃんのこと好きだよ。
でも別れることは出来ない。｣
｢きっと寂しい思いをさせるし、辛いことも沢山あると思う。
それでもいい？｣
全部全部いいって言ったのは私。
彼女じゃないから特別な日に会えなくても、みんなに言えなくてもそれでも良かった。
｢一つだけお願い。
"涼太"って呼んでもいい？｣
たかが呼び方って思われるかもしれない。
彼女は涼太くんってずっと呼んでるから呼び捨てするだけでも私の方が距離が縮まってる気がして、、そんなちっぽけな優越感に浸りたかった。
去年のクリスマス、涼太には会えなかった。
何も考えたくないから仕事を入れた。
一方彼女は休みを取っていて、涼太とのデートを楽しんだみたい。
クリスマス後の出勤時に嬉しそうに話してた｡
その姿があまりにも可愛くて、胸がちくりと痛んだ。
だけど私は一生そんな風にはなれない。
｢ここの所涼太くん仕事忙しかったみたいで全然会えなかったの。
疲れてるみたいで電話もあまり出来ないし…
だからそのお詫びも兼ねて今年は盛大にやってくれるみたい｣
ちょっと待って…
二人、全然会ってなかったの？
電話もしてなかったって…
驚きと戸惑いで顔がおかしくなりそうなのを必死で抑えた。
だって私とは普通に会ってるし、電話もしてる。
｢涼太最近仕事忙しい？｣
｢仕事？
んーまぁいつも通りだよ。
Aのところはお客さんたくさん来るから忙しいでしょう？｣
ねぇ涼太…これはどういう意味なの？
私馬鹿だからわかんないよ。
｢うん。ちょっと忙しいかな。｣
このままだったら今すぐ会いたいって柄にもないわがまま言っちゃいそうだからすぐに電話を切った。
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神八爽蘭(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！snowman皆ほんと素敵ですよね(^^)楽しんでいただけたようで嬉しいです。 (2021年1月1日 12時) (
レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です完結おめでとうです (2021年1月1日 11時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神八爽蘭
| 作成日時：2020年12月25日 18時
