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今まで色んな子と恋愛してきたのにここまで落とすのに苦労する子いなかったよ。
正直Aの前だと自信なんてなくなる。
そんな事考えてたらAに上手く向き合えなくて、電話も間違いだって言っちゃうし…
ほんと上手くいかねぇ…俺こんな不器用だったっけ？
でもそれだけ調子狂わされちゃうほど、Aのこと好きなんだよ。
俺、どうしたらいい？
｢深澤さん、これチェックお願いしていいっすか？｣
午後の仕事が始まって集中して書類を作成していたところデスクにぽんと置かれた数枚のA4用紙。
声のする方を見上げると少しむすっとした表情のなべが立っていた。
なんか言いたげじゃん。
｢ありがとう。
チェックしたらなべんとこ持ってくよ｣
｢深澤さん…｣
｢ん？｣
｢いや、なんでもないです。｣
翔太はそのまま向かいのデスクに戻っていった。
高く積まれたファイルや書類でその表情を見受けることは出来ない。
なべのAに対する態度に変化があったことくらいとっくに気づいている。
もしかして、昨日なべとも何かあったのか？
良くない方に思考が向いてしまうのは、きっと昨日Aが電話に出なかったからだ。
なんて子供じみたことを考えてもAから直接聞かなければ何も解決しないのに。
Aの口から直接断られることが怖くて怖気付いて距離を置いてしまう。
情けねぇ…
いっそのこと俺から身を引いて、また単なる上司と部下に戻れたら楽になるのかな。
Aも楽にしてあげられるのかな…
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カフ(プロフ) - namanaさん» コメントありがとうございます！もどかしいですよねヽ(；▽；)ノこれからも楽しんで貰えるよう頑張ります！ (2021年1月23日 10時) (
レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
namana(プロフ) - ちょっと、ふっか黙って話を聞いてほしい！！笑 更新楽しみにしてますね(*´｀*) (2021年1月22日 18時) (レス) id: b11e04c615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフ
| 作成日時：2020年12月12日 12時
