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それなのに今日は重要な最終チェックということもあり珍しく二人での外回り。


いつもとは違って2人きりの時間がたくさんある。


正直気まずい。







いつの間にかワイシャツをパタパタさせていた手を止めて、翔太がこちらを不機嫌そうに見ている。


駅のホーム、帰宅にはまだ早いこの時間に人はまばらで、私たちは電車が来るまでの間ベンチに腰掛けていた。



「何?」


「別に…」



肌にまとわりつくようなジメジメとした熱気が体を包み込む。


電車はあと数分で到着すると電光掲示板が知らせている。


なんだか落ち着かなくて、スマホで時刻を確認する。




深澤:最終チェックは無事に済んだかな?
帰り気をつけてな




深澤さんからのメッセージが来ていた。



返事を打っていると翔太が呟く。



「深澤さんと、うまくいってんだ…?」



絞り出すようなその声に思わず心臓を掴まれたような気持ちになった。


「…うまくいってるよ」


「やっぱり付き合ったんだ。」


「え?」



翔太は遠くを眺めていた。


まただ。


どうしてそんな切ない顔をするの?



「お前が全然報告してこないからカマかけてやった。」


「ひどい!」


「ひどいのはお前だろ!」



「翔太は?
いい人いないの?」


「いてもAには話さない」


「なにそれ」



その場の流れで聞いてみたけど素っ気なく返されてまた会話が途切れてしまう。



その時、ホームに電車が入ってきた。


私たちはそれに乗り込む。


電車内は空いていたんだけどなんとなく座る気になれなくて、二人でドアの近くに立っていた。


なんで翔太の存在がこんなにも心を乱すのか…


翔太にやっと報告出来たという気持ちより、知られてしまったという気持ちの方が大きい。


やけに効いてる電車内の冷房が一気に熱を冷ましていく。


それと反比例するように私の頭の中は熱を上げて色々な思いが込み上げてくる。


私、最低だ。

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作品ジャンル:タレント
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神八爽蘭(プロフ) - namanaさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです(⌒▽⌒)ドキドキしていただけたようでほっとしてます!実は私もふっかが推しです!!ふっか編も頑張って書きますのでたのしまにしていただけると嬉しいです! (12月11日 22時) (レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
namana(プロフ) - 初めてコメントします(^^)もうドキドキしながら毎日更新待ってました!笑 私はふっか推しだったので、次のふっか編も楽しみにしてますね( ´ ▽ ` ) (12月11日 21時) (レス) id: b11e04c615 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神八爽蘭 | 作成日時:2020年11月30日 19時

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