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スマホの音で目が覚める。


鳴り続ける自分のものでは無いスマホ、見慣れない部屋、何も身にまとっていない体、隣で眠る深澤さん。


昨日の出来事を思い出して途端に恥ずかしくなってとりあえず下着だけは身につけなきゃ。


起き上がろうとした体を深澤さんに後ろからがっちりホールドされる。



「深澤さん、スマホ鳴ってます。」


「ん、アラーム」


「起きないと、仕事遅れますよ?」


「あーもうちょい、ね?」



掠れた声で囁かれる。



「しょうがないなぁ〜」



唯一動く右手で深澤さんのスマホを取りアラームを止めて時間を確認する。


まだ時間に余裕はあるから少しだけ深澤さんの腕の中でじっとすることにした。


背中に感じる深澤さんの温もりに昨日のことを思い出す。



「昨日のA、かあいかった」



察知したようなタイミングで耳元でそんなふうに言われて、思わず胸がドキッとする。


密着した肌がまた熱をもつ。




「そろそろ起きますよ
ほんとに遅刻しちゃう」



そう言って体に巻き付く深澤さんの腕を解く。


ベッドから出る寸前で自分が裸ということを思い出して慌てて深澤さんに目を瞑るよう言ったら



「昨日見たんだからいいじゃん」



と深澤さんは拗ねていたけれどちゃんと目を瞑ってくれた。









一旦自分の部屋に戻りシャワーを浴びて出社。


あのまま会社に来ていたたら誰に何を言われるか分からない。


自分のデスクにつき、荷物を整理していると、


私より先に出社していた深澤さんと目が合う。


深澤さんはにっこりと笑って



「間に合ってよかったね」



と口パクした。


深澤さんが駄々を捏ねたせいで本当に時間が無くなって焦ったんだから。


とついつい文句を言いたい気持ちを抑え、私は小さく頷いた。


反省していない様子の深澤さんは続けて



「今日もかあいいね」



って口パクする。


彼は完全に私の反応を面白がってる。


誰かに見られたらどうすんの。


慌てて周りを見回したけれど幸いこちらを見ている人はいなかった。


安心したのもつかの間、



「お前の表情筋緩みすぎて役してないぞ。」



いつの間にか近くにいた翔太が私のデスクに資料を置いた。



「別にそんなんじゃないし」


「ほんときもいんだけど」



挨拶代わりがそれ?


なんでいちいちこう突っかかるような言い方しか出来ないのか。


モヤモヤする。


自分のデスクへ戻っていく翔太の後ろ姿をひと睨みしてから仕事を始めた。

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作品ジャンル:タレント
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神八爽蘭(プロフ) - namanaさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです(⌒▽⌒)ドキドキしていただけたようでほっとしてます!実は私もふっかが推しです!!ふっか編も頑張って書きますのでたのしまにしていただけると嬉しいです! (12月11日 22時) (レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
namana(プロフ) - 初めてコメントします(^^)もうドキドキしながら毎日更新待ってました!笑 私はふっか推しだったので、次のふっか編も楽しみにしてますね( ´ ▽ ` ) (12月11日 21時) (レス) id: b11e04c615 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神八爽蘭 | 作成日時:2020年11月30日 19時

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