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美那子の言う通りだ。
誰かを選べば必ず選ばれない人が出てくる。
選んでしまっていいのかな。
いっそのこと誰も選ばずにこのまま終わりにした方がいいとさえ思えてきた。
そんな私の思惑を見抜いた美那子がすかさず口を開いた。
｢もう自分さえ我慢すれば、とかやめなよ？
私はAにはいい加減幸せになってほしい。
もちろん女としての幸せね。｣
美那子はそう言うと残りの分を食べ終えて満足そうに食器を片付けに席を立った。
私はその後ろ姿をぼーっと眺めていた。
昼食にほとんど手はつけていない。
昼休みの終了を告げるチャイムが虚しく食堂に響き渡る。
そこではっとして私は慌てて食堂を出た。
恋は残酷だ。
大きな喜びや幸せを与えてくれるけど、時に人を深く傷つける。
みんな幸せになりたいだけなのに、どうして皆で幸せにはなれないんだろうね。
こんな風になるなら知りたくなかったな。
だけど私は進まなきゃけない。
まだまだ知らない恋の世界に進んでみたい気持ちもある。
私決めたの。
私はちゃんと納得する答えを出す。
だからもう少しだけ待ってて。
to be continued
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神八爽蘭(プロフ) - りんごさん» りんごさまコメントありがとうございます。喜んでもらえて嬉しいです！誰オチの作品でも楽しんでいただけるよう頑張って考えますので楽しみにしていてくださいね！ (2020年11月30日 17時) (
レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - え？！全員分のオチを考えていただけるなんて嬉しすぎます…！ありがとうございます！！更新楽しみにしています！ (2020年11月29日 22時) (レス) id: 1af05a18e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神八爽蘭
| 作成日時：2020年11月16日 20時
