私が青峰ですけど…何か【黒バス×HQ！】

じゅーく ページ20

黒子side




試合が終わってトイレに行く途中




「はぁ…もー
どうやって逃げよっかな」





聞き覚えのある声が後ろから聞こえた





「テツ？」




やっぱり




黒子「Aさん」




貴方「よかった…」



黒子「なんでここに？」



Aさんの顔がみるみる怒った表情になる




貴方「征十郎に連れてこられたの
だから今逃げてるの」




ここの中で逃げるなんて不可能です




黒子「なら…こっちです」





貴方「え？」





僕はあまり知られてない道を通って裏出口を案内する






貴方「テツ…」



黒子「はい？」



貴方「ダイキは元気？」





黒子「暴れるくらい…元気です」




ーーーギュ




背中から抱きしめられる。




貴方「ごめん…少しだけっ」





僕は彼女の細い腕を取って正面から抱きしめる





黒子「僕は好きです」





貴方「え？」





黒子「Aさんのことすきです」





Aさんは涙を流して僕の胸に顔をうずめる




貴方「私も好きっ…
すきだよ、テツ」




黒子「遠距離ですが、僕の彼女になってくれますか？」





やっぱりこの人がすき。






貴方「うん、」




どんなに離れてても、僕の気持ちが君から離れることはなかったです。

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