オカン気のある双子ちゃん

怪我 ページ16

赤葦「背中に乗ってください」


貴方「歩けるよ？」


赤葦「出血酷いですから」



正門で待っててくれた赤葦はあたしをオブる


白福「あたしが…悪いのっ…「雪絵はみんなに帰ってきたって言ってきてくれる？」うん…」


貴方「ありがと！あたしは大丈夫だから」



赤葦は保健室みたいなところまで連れて来てくれる



赤葦「どうしてこうなったか教えてくれますか」



貴方「あたしの不注意で男の人のぶつかってこうなったの、雪絵は何も悪くないの‥だから責めないでね」



赤葦は優しく足に包帯を巻いてくれた



赤葦「怖かったですね」


貴方「ごめんね、ありがと」



ガラッ！！



衛輔「A！大丈夫？！」


貴方「衛輔…大丈夫だよ」



衛輔「赤葦くんありがとう」


赤葦「いえ、俺は何も」



そう言って出て行く赤葦。



衛輔「嫌な予感はしたんだよ‥なんかこう双子の以心伝心的な」


貴方「怖かった〜」



衛輔に抱きつくと涙が出てきた



衛輔「大丈夫、大丈夫」



貴方「モリっ…くん」



衛輔「偉い偉い、Aは強いよ」



この外で赤葦が聞いてることなんて知るずに、ただ大泣きしてた



赤葦「…」

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