話し相手【五条悟】

ランニング ページ19

寮に住んでから…





悟「はーい頑張って〜」





貴方「……っ……！」






体力をつけてる。




きつい。



足がもつれる。






悟「頑張ったらアイス買ってあげる！」





貴方「！！」




甘いものは好きだから、頑張る。





悟「笛吹きながら走って！」





貴方「【ﾋﾟﾙﾙﾙ〜】「えーじゃない！はい！」ピーッ」





でもきついよ。





貴方「【ピーッ、ピーッ！】」





悟「あと？
5分くらいかな〜」





貴方「【ピピーっ！！】」







5分が50分に感じるよ、私には。






貴方「【ピーッ！】「前宙して！！」【ピピッ】」




転けそうになったので前に宙返りする。





悟「反応は良くなってきたね

はーい！終わり！」






……弱音は吐かない。




やるってきめたんだから。






ーーシュッ！






貴方「！！」






瞬間で投げられたものを避ける。






悟「おー！！
反射神経は良くなってきたね！」






貴方「…………」





頷く私の手を握る先生。






悟「小さい手」






月光が彼の白い髪を輝かせる。






まだ包帯を取ったところ見たことはないけど






悟「そんなに見つめないでよ〜

照れちゃうでしょ？」






きっと綺麗な色をしているんだ。

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