話し相手（2）【五条悟】

悟は見た ページ31

NO side








悟はあるカフェから出て、見てしまった。






結城「好きです！Aさん！」





貴方「！！」






自分の奥さんが、イケメンの男子高校生と会っているのを！






そして、手を握られている。






Aはスマホで何か打っている。







悟「イケメンじゃん！」






サングラスをかけたオマエもイケメンだぞっと周りの視線が集まる。




よく見ると、棘がいる。






結城「ダメですか？」





棘は結城の手を握る。






そしてグッドサインをする。







悟「え…ええ？！棘承？！
なんでなんで？」






Aは棘の頭を軽く叩く。





【結城くんにはもっと似合う人がいる】






棘「……」





棘は自分の携帯で何かを打ってAに見せる。






【それ…Aもだよ】







悟「ちょっと…棘？
見過ごせない」






結城「？？？どなたですか？」






悟「この子の旦那だけど

君…誰？」








結城くんは威圧感にビビる。






Aは悟のお腹にパンチする。







【ごめんね、結城くん。本当に私の旦那さんなの、だから貴方とはおつきあいできません】







棘「…はぁ」






悟「棘…何で？」






【悟と結婚するより、結城くんといた方が幸せになれそうじゃん】








そんな棘の言葉に笑うAは結城くんの手を握って









貴方「幸せ……大丈夫……貴方も………見つけて？」









彼を本格的に








結城「…旦那さん、奥さん

もらいます」








悟「…死ぬきなの？」









落とした。

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