話し相手（2）【五条悟】

ベンチ ページ4

悟side





硝子「…ありえねぇ…ここまでクズだとは

首…跡ついてんぞ」






ということで大ピンチ〜



ほら男って溜まっちゃうからさ、リフレッシュしたの。




まぁ…Aはわからないでしょ、純粋だから。




こういう時に上着首のとこ長くて良かったって思った！！






貴方「…………」




前髪団子にしてる…可愛すぎない？！



本読んでる。



というか…結婚って言ったけど、それっぽいことなんもしてないな〜





悟「A〜！お疲れサマンサー！」





貴方「？？」






眉毛、可愛い。





悟「久しぶりに話しよ？」





貴方「………」





首を振るAは目を細めて笑う。






貴方「(今、鬼ごっこしてて、真希ちゃんから逃げてるの)」





だんだん敬語は取れてきたけど、名前呼ばれたことない。





本を僕に渡して






貴方「(お願いね、先生)」






真希「あああああ！！いた！！棘！そっちだ！」





棘「しゃけ！！」







2人に囲まれる。





貴方「ふーむ……」





さて僕嫁、どうやって逃げるか！







ーーータタタタタ…タッ！






貴方「(ピース！)」






悟「いつからそんな危ないことするようになったの！！

ほら、降りてきなさい！」







こっちに走ってきたと思ったら、ベンチを踏み台にして屋根に登った。






危なすぎるでしょ！






真希「ほら、自白しろ」




棘「しゃけしゃけー」




ん？





悟「何、何したの〜？」




真希「さっき…イケメンの男子高校生に告られ

携帯番号もらってたのに認めねぇんだよ！」





……ふーん





何それ。






面白くない。






棘「おかか！」





貴方「(いや、告白されてない！)」





真希「はぁ？！あれは完璧に告白だっただろ！！

どこの学校ですか？一目惚れしました…付き合ってください！！
…これのどこをどうすれば告白じゃねーんだよ」






貴方「………へへ「喜んでんじゃねぇか！」」








僕はAのそばに行って、体を持ち上げる。






真希「かくほー」





棘「すじこ…明太子」





悟「賛成ー！

事情聴取…必要だね？」







久しぶりに話ができると思ったのに







どこの男子高校生だよ。

事情聴取→←任務

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す