な ん し て ん 後 輩 君【宮侑】

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貴方「うちはここから出ます」








「し、白木！お母「この人他人です」…！！」









嵌められてもーたわ。








いつもどおり後輩君のことで呼ばれたんかとおもーたら









貴方「なんであんたがおんねん

学校までこんといてくださいっていーましたやん」









なんや、お得意の被害者面するか？









「わ、私ごめんなさい…っ」







「白木、親にそんなこと「いい加減にしてや！！」白木！」









ーーガラガラ！







ーーピシャ！









ドアを荒くしめて









ーータタタタ！









人気のない廊下を走る。









貴方「…わ！」








ーートン！









侑「何走っとんねん………って


白木サンやないですか」









貴方「部活どないしたや」











侑「きょーしつに忘れもんあって

センパイこそなんしてん」









なんかホンマ









貴方「あーーー

ランニング？」









自分が不甲斐なくて








子ども過ぎて









貴方「………なーんて…な」









侑「あーーーもーー！

チョーシ狂うわ！」








ーームニっ









後輩君の大きな手が私のほっぺたを摘む。









侑「そんな白けた顔すんなや！

きのーの大笑いどこいったんや」









貴方「い…いひゃい」









なんだろ









侑「ブッ、はは！


ホンマセンパイはブスやな！」









後輩君といると、忘れられるわ。

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