かわいくなろうと頑張る不器用女子

おかん男子 ページ6

帰り道



一年が入ってきてから



佐藤がなぜか俺のとなり




Aを探してみる




あれ？





清水「菅原、」



清水が手招きをする



菅原「なに？」




清水「...とりあえず！学校にかえって！」





え？！



俺は押されるがまま皆と逆方向に足を向けた






なんで？



俺は疑問を持ちながら学校に戻る




あれ？





貴方「っ！！菅原さん。どぅして？」





菅原「Aこそ」




その時、バッチリ目が合う




貴方「あ、あたしは、今日戸締まりの当番で」





恥ずかしそうに俺の目に写る






菅原「今日の当番って、田中だったよな？」



貴方「気づいたときには帰ってたので...」




黙って閉めてくれた



優しいよな




貴方「あ、...菅原さん！あの...」




また目をそらされる





菅原「なに？」



貴方「っ...」




俺らの間を冷たい風が通る





貴方「っ...いえ！すみません、なんでもないです。」





苦しそうに笑って頭を下げる





菅原「ねぇ。俺なんかしたかなぁ」



貴方「っ！」





菅原「どぅして、目そらすの？俺のこと嫌いになった？」





貴方「そんなことっ「だって、田中とかには普通なのにどぅして？」っ...」





なにかをためらう






分からないよ。





俺はまだ好き



優しくて、頑張ってなにかを伝えようとするところが好き






でも





菅原「俺のこと嫌いなら...そう言ってよ」





俺はAのてをつかまずに






一人て帰った





貴方「っ...ｽﾞｯっ...」





Aを傷つけてるとも知らずに

不器用女子→←きれい女子

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す