先生は今日も健全です。

意外性。 ページ10

飛雄ちゃんside






家に帰ってベッドにうずくまるAさんの体を叩く







影山「Aさん」






顔色が悪い寝起きは多分原稿も進んでないとき







貴方「……飛雄」








気だるけに目をさまして俺の手を掴む








影山「大丈夫スカ？」






貴方「まぁ飛雄が居たからマシ」







そう言うとまた目を閉じる。






影山「おやすみ」




俺は部屋の鍵を閉めて菅原さんのところに行く




菅原「この季節はあいつにとって苦だろ」






影山「毎年ッスね」






花巻「まぁ事故が起こりやすい梅雨だしな〜
気分も記憶もマイナスだな」





黒尾「でも今影山クンいるんだし大丈夫じゃないの？」




あの人の家族が事故にあって亡くなった。





影山「昔よりは…」





菅原「いつもは変人だけど
見捨てないでやってな」




毎年この月になると菅原さんは同じこと俺に言ってくれる。



なんか菅原さんは



影山「ウス」






Aさんのお袋みてーだ。




ーーーーー





貴方「ん………
あれ、飛雄」








影山「起きたんスカ
飯できてます」






貴方「ん、ありがとう」







こんな感じ、ちょっと好ましい。

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