好きと言うこと。【SUPER LOVERS】

墜ちていく。 ページ30

零「ハルっ…」






晴「なんだ？
可愛いなぁ〜！レンは！」







あの二人はいつも私を置いていく。








晴「おう！A！
体調はどうだ？」






やだ。






貴方「大丈夫大丈夫！」






泣きたくないのに








貴方「ご飯いらない！
ごめんね！」






零「A？」








泣きたくなる。






ーーーガチャっ







もう何もかもいらなくなる。






貴方「ハハ……

どしよっ…壊れそう」






暗闇に墜ちていく。





外に出たくなくなる。






ーーーコンコン！







晴「A？
いいか？」






貴方「ごめん！今は入らないで！」







誰とも関わりを持ちたくなくなる。







晴「………そうか」







貴方「あ…」







もし私がレンだったら、無理にでも開けるよね。






レンが閉じこもったら入って、一緒に寝るのに








晴「A？」









ものすごく…








貴方「なっ…でも…


なぃ…よ」









劣等感に包まれる。

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