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A「夏目くーん！おはよう！」
夏目「あぁおはよう。神田。」
A「それにしても大荷物だね。ニャンコ先生入ってる？」
夏目「いや、塔子さんが張り切って沢山お菓子を買ってきてくれたんだ。
ニャンコ先生はさすがに今回は留守番だよ。」
A「あはは、相変わらずだね。
留守番か…まぁそうだよね。はい、これ。」
夏目「これは…。」
A「護符だよ！こんなこともあろうかと余分に作ったんだ。
的場さんのには全然及ばないけど、それなりに効果あると思うから。」
夏目「さすがだな。ありがとう。」
A「楽しもうね、修学旅行！」
夏目「あぁ。」
そんなこんなで幕を開けた修学旅行。
新幹線ではクラスは違うけど、席は一組と二組は隣同士。
西村くんは驚くほど早いスピードで座席を回転させ、突然向かい合わせになった北本くんと田沼くんを驚かせていた。
定番のカードゲームやお菓子の交換。
ルールを知らない夏目くんに教えながら皆でとても楽しんだ。
1日目はクラス毎で、先生が引率してお寺や神社を回った。
京都に来て驚いたのは、妖の少なさだ。
いや、いるにはいるのだけど、私ですら一歩踏み出すことを躊躇うくらい神々しくて。
エボシの知り合いらしい妖が何回か挨拶しにきたり、まるで同窓会だ。
思ったよりも妖怪に煩わされることはなさそうだ。
2日目の自由行動は本当に自由で。クラスも男女も関係ない。
6人という人数さえ守れば誰でも良いという。
もちろん夏目くんと同じ班に入れてもらって、メンバーとしては、西村くん、北本くん、田沼くんに多軌ちゃん、そして夏目くんと私だ。
多軌ちゃんとは随分と仲良くなったと思う。
夏目くん同様、見える私を何かと気にかけてくれて、お守りとかもくれる。大好き。
夏目「あれ？エボシは？」
A「なんか神格の知り合いの妖達で飲むんだって。さすが京都だよね。」
夏目「なんかすごいな。
あまりにも神田と馴染んでたから忘れてたけどやっぱりエボシも神格の妖なんだな…。
先生がいったら酒の肴にされそうだ。」
A「たしかに！」
そう言って二人で笑いあった。
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はりそん(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます！私も好きです〜！ (10月6日 20時) (
レス) id: bafcf47fba (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - やっぱりすきー！ (10月6日 11時) (レス) @page17 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - お久しぶりです！！またこの作品を読むことができて嬉しいです🥰更新楽しみにしております！ (2023年1月10日 15時) (レス) id: 4a2a08a0e5 (このIDを非表示/違反報告)
はりそん(プロフ) - よるのとばりさん» ありがとうございます！高校生的場さん大好きで、絶対夢主ちゃんと絡ませたいと思った結果、感情輸入し過ぎて一部ただの的場オタクと化してしまった所もありましたが…。そう言って頂けて嬉しい限りです！！ (2021年2月24日 0時) (レス) id: bafcf47fba (このIDを非表示/違反報告)
よるのとばり(プロフ) - 過去の静司さんもかっこよくて最高でした…更新ありがとうございます！m(_ _)mありがたや…楽しく読ませていただきました！ (2021年2月23日 12時) (レス) id: 71eb16ff2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はりそん | 作成日時：2021年2月1日 11時
