母が再婚した相手は実況者でその子供も……… (ページ39)

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第36話ページ39

『早くその手退けてくんない？汚いんだけど。』

男「な、なんだね、君は！その子の彼氏なのか！それに汚いとはなんだ!!汚いとは!!!」

男の人が大声を出し騒ぎ出す

その周りの人達はなんだなんだとこっちを見てきた

『うるせぇーなー彼氏じゃねーし。ただの親友だ。痴漢野郎につべこべ言われる筋合いはねーんだよ』

男「ち、痴漢とは…失礼じゃないか!!君ぃ!!」

『は？失礼？それはあんたの方じゃねーの？勝ってに親友の下半身触って鼻の下のばしてたじゃん。そんなことしてよく言えるよね』

男「わ、私は、そ、そんな事はしていない!!!」

『したじゃん。ここに証言者いるんだけど。』

後ろにいる香奈を指さすと「いえーい！消えろ痴漢野郎！」今にもｷｬﾋﾟｯが尽きそうな勢いで言ってきた

さっきの弱々しい顔はどうした。

そのとき＊＊駅＊＊駅アナウンスがなり電車の扉が開く

男はそれを好都合だと思ったのか電車の中の人混みをかき分けホームに逃げて行く

男「くそっ!退け!!!!邪魔だ!!!!」

私も香奈を退けホームに走る

男「うわっ!?なんでそんな速いんだ!!」

いやお前が遅いんだよ

隙ができた男の腕を掴み取り

『ウスノロなんだよ!!この痴漢野郎!!!!!!!!!』

背負い投げをした

私が大声をだして痴漢というワードが耳に入ったんだろう近くにいた駅員はすぐさま警察を呼び男は逮捕された。

警察に連行されていく男のあの言葉は忘れない

男「なんなんだあの青年は…。それに着ているパーカーが少ししゃれ乙じゃないか。」

好きで着てるわけじゃないんだよ

香奈「スゴいね!!Aは!おかげで大丈夫だったよ!!!!」

こいつがこのパーカー選んだ本人なんだよ

『マック行って昼ご飯すまそう。』

香奈「やったぁー！まじイケメソ！！」

駅を出るとまっすぐにマックへと向かった

おっさん…ぜってぇーその言葉忘れねーから。

ぜってぇー音に持ってやるから。

そう思いながら着ているパーカーを腰に巻いた