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"あんたなんか生まれてこなきゃ良かったのに"






表情もニオイも感触も全部この季節になると思い出す。

2度と戻ることのないあの日に今日も想いを馳せる。











...



「A!?」


『え...?』


「何ぼーっとしてんのよ、相変わらずマイペースなんだから!」





ポニーテールをゆらゆら揺らしながらため息をつく瑠奈(ルナ)

ごめん!と言いながら瑠奈が指差す掲示板を見つめる。





「今年も一緒だよ!!!」


『わ!本当だ!』




去年なかなか友達ができなかった時に声をかけてくれた瑠奈

同い年だけど瑠奈はものすごい世話焼きなんだよなあ...(笑)





瑠「遂にこの日が来てしまった、、、」





何かを見つけたのかさっきとは打って変わって

一気にテンションが下がり始めた





『どうしたの?』


瑠「ほらうちのクラス見てよ、わ..「俺が何だって?」まだ呼んでない」





後ろからひょこっと顔を覗かせてきた男が瑠奈を悩ませる種だ

ニヒヒと笑う彼の歯は今日も眩しいほど白い...





渡「A同じクラス初じゃね?よろしく〜」


『よろしく...(笑)』


瑠「バカ翔太が一緒だとこっちにまでバカが移るわ!」


渡「は?んなもんこっちのセリフだ」




ギャーギャー騒ぐ二人は幼馴染だけど顔を合わせるたび

いつもこうなる、犬猿の仲にも程がある。





「俺のこと忘れないでよー」


渡「あーそういえばいたな」


「おい!」


渡「こいつも同じだから!」


深「深澤辰哉だよ〜よろしくね」





柔らかい笑顔で笑う彼はきっと人気者だろう雰囲気でわかる。

ふと視線が交わったが何だか恥ずかしくて視線を逸らした





瑠「ふっかがいるならまだ安心だわ〜」


渡「どういう意味だよ!」


『あ〜二人とも(笑)』





また始まったなんて思いながら彼らを見ていると

平川さん?と横から声がした





そうこれが彼との出会いで始まりだった。

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作者名:Riri | 作成日時:2021年4月6日 1時

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