ヒッポグリフの仕業 ページ4
──
『う…ｯ、』
WZ「おい、…大丈夫か？」
WN「A、医務室行く？」
HS「顔色悪いぞ、ディメンターみた…痛ｯ」
ジフンがスニョンの肩にグーパンする。
わたしはウォヌに右脇を抱えられ何が起こっているかと言うと、
魔法生物飼育学の初回の授業でヒッポグリフに挨拶したところ、そのままハグリッドに持ち上げられ乗せられ、ヒッポグリフの背中に乗って飛行したのだ。
それはそれはスリル満点であまりの激しさに気分を悪くしてしまったのだ。
『だ、大丈夫…』
WZ「でも…やっぱり顔色悪いって」
『いや、まじで大丈夫。ちょっとまだ内臓がぐるぐるしてるだけ…。
みんな次も授業でしょ？わたしは空きコマだし次の授業は午後だから大丈夫だよ』
HS「あー、そっか、Aは古代ルーン文字学だから次空き時間なんだな」
『うん、だから3人とも次の授業遅れちゃうしもう行って…！休めば治る…！』
WN「うーん…、わかったけど、ほんと無理すんなよ」
『うん、大丈夫、』
じゃあ、と言って次の授業がある3人とはそこで別れた。
寮に戻るには遠いなと思ってしまい、わたしは必要の部屋で少し休むことにした。
あそこなら望めばふかふかのベッドも用意されているだろう。
・・・
必要の部屋にたどり着き、ガチャリとドアを開けた。
まさかな、と思ったがそこに見覚えのある姿が一つ。
それと角にはふかふかのベット。
JH「ん、あれ、Aじゃん」
『ああ…、ジョンハン先輩こんにちは…』
JH「休暇ぶり…ってか、めっちゃ顔色悪いけど」
『ちょっと目回ってるので休ませてくださ〜い…』
力無い声でジョンハン先輩に言うとわたしはフラフラとベットに向かいぼふりと布団にダイブした。
JH「な、何があったの」
『初めてヒッポグリフに乗ったんですけど…、ジェットコースターみたいで…』
JH「ジェットコースター？ああ、マグルが遊園地で乗るやつか。それで気持ち悪くなっちゃったの？」
先輩がベットに腰掛けてこちらを見る。
『はい…なんか寮に戻るのも面倒でこっちに来ました』
JH「だからベッドがあったのか〜、俺来た時何であるんだろうと思ったら…
今は空きコマ？次の授業までゆっくりしな。
水とか持ってる？」
『あ…、貰ってくればよかった…』
JH「じゃあ俺、厨房に行って屋敷しもべに貰ってくるよ。
アグアメンティで出せればいいんだけどまだ上手くできないから」
わたしの肩をぽんぽんとすると先輩は部屋を出て行った。
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屑(プロフ) - Shooさん» ありがとうございます(^｡^)！！！吹っ飛ばすかどうかもうちょっと検討して更新しますね〜！お褒めの言葉も力になります、感謝👊🫶 (4月25日 23時) (
レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
Shoo(プロフ) - 4年生飛ばす、全然大丈夫です！！毎回面白いので、屑さんの思い描くようにしちゃってください！！！楽しみにしてます！ (4月25日 2時) (レス) @page28 id: ce8165260a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屑 | 作成日時：2024年2月22日 0時
