弁明 ページ18
──
JH「A、説明して。」
『いやその…』
私は今必要の部屋で正座をさせられている。
前にはジョンハン先輩。
・・・
遡ること初めてのホグズミードから1週間後のある日、席で朝食を取っていると梟が飛んでくる。
VN「ヌナの梟じゃない？」
『本当だ。誰だろ』
手紙を開けてみると「今日放課後、集合」とだけ書かれた羊皮紙の切れ端だった。
筆跡に見覚えはある。
壁際のテーブルを振り返ってみると手紙の主はこちらをガン見していて見ているぞ、とジェスチャーされた。
VN「誰だったの？」
『…じ、ジョンハン先輩』
VN「あーあ、ちゃんと行かないとダメだよ」
そして授業が終わり自室に荷物を置いて急いで必要の部屋に向かい、中に入った。
JH「待ってたよ、Aちゃん〜？」
そして冒頭に戻る。
JH「A、この間のホグズミードの時の話ちゃんと説明して」
ホグズミードの時の話というと多分あれだ。
『その…す、スンチョリオッパと』
JH「今はいないからオッパって言わなくていい！」
『ハイ…、スンチョル先輩とジョシュア先輩が私が困ってるところを助けてくれたんです…、
でも交換条件でオッパ呼びしてって言われてしまってあんなことに…という感じで』
JH「…なるほどね、なんかやんわりした言い方だけどあいつらと取引的なことした？」
『う…、うーん、まあ…そんな感じです…』
JH「…やっぱり。深くは詮索しないしAは校則破りするような悪戯はしないと思うけど、あんまり危険なことはしちゃだめ。去年も言ったけど心配するから。」
『はい…、気をつけます』
JH「…怒ってるんじゃなくて、心配なの。
あとあいつら、揶揄ってるだけだと思うからオッパって呼ばなくていい。
それに、あいつらが言われてて俺だけ言われてないの、なんかやだ。」
『は、はい…ありがとうございます…？』
JH「…ん」
『…ジョンハン先輩、』
JH「ん？」
『そんなに私がオッパ呼びしてるの嫌でした？』
JH「うん。嫌すぎてあの2人に杖向けようと思った」
『こわ…』
JH「今度からは俺にも相談してね、」
『…ありがとうございます。
ジョンハニオッパ、』
恥ずかしさに耐えて試しに呼んでみた。
ちら、と先輩の顔を窺うと目を見開いてこちらを見ているが耳が真っ赤になっている。
初めて先輩に勝つ方法が見出せたかもと思ったのであった。
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屑(プロフ) - Shooさん» ありがとうございます(^｡^)！！！吹っ飛ばすかどうかもうちょっと検討して更新しますね〜！お褒めの言葉も力になります、感謝👊🫶 (4月25日 23時) (
レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
Shoo(プロフ) - 4年生飛ばす、全然大丈夫です！！毎回面白いので、屑さんの思い描くようにしちゃってください！！！楽しみにしてます！ (4月25日 2時) (レス) @page28 id: ce8165260a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屑 | 作成日時：2024年2月22日 0時
