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──
「次はAの番だよ、準備はいいかい？」
『……は、はい』
本当は怖い。
あの姿を見るのも、正直友達に見られるのも恥ずかしい。
自信なさげに返事をすると後ろから片手に温もりを感じた。
WN「A？、」
『…ウォヌ、』
WN「A、大丈夫だよ。
あれは現実じゃないし恥ずべきことじゃない、みんな怖いものはあるし深く考えないで呪文をかけるんだ」
『…わかった、がんばる、』
彼がまっすぐ優しい目をしてわたしに言う。
握られた手をスッと離されキャビネットの前で杖を構えた。
『…先生、お願いします』
ガチャリと戸が開いて数秒、あの時と同じ自分が中から出てきた。
ああ、まただ。
他人がわたしのことを噂している声が聞こえてくる。
「「A、大丈夫だよ」」
そう言ってくれた友達の声を思い出し負けないように息を吸った。
『…リディクラス！』
呪文をかけられた其れは姿を変え、次々と呪文を繰り出す闇祓いのような姿のわたしがそこに居た。
先生がボガートを押し込んで片付ける。
「A！よくやった！完璧だ！」
『は、はぁ…できた…』
成功した安心でへなへなと座り込む。
HS「A！！できたじゃん！」
『ありがとう、スニョン…』
力なく笑うとウォヌがしゃがんで視線を合わせてきた。
WN「おつかれさま。だから言っただろ、大丈夫だって。
Aは立派な魔女だよ」
そういうと頭を撫でられた。
なんだか照れ臭いができたことが嬉しくて思わず笑みが溢れる。
友人2人に見守られながらまた一歩成長した気がした瞬間だった。
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屑(プロフ) - Shooさん» ありがとうございます(^｡^)！！！吹っ飛ばすかどうかもうちょっと検討して更新しますね〜！お褒めの言葉も力になります、感謝👊🫶 (4月25日 23時) (
レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
Shoo(プロフ) - 4年生飛ばす、全然大丈夫です！！毎回面白いので、屑さんの思い描くようにしちゃってください！！！楽しみにしてます！ (4月25日 2時) (レス) @page28 id: ce8165260a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屑 | 作成日時：2024年2月22日 0時
