蛇のお兄さんたち ページ9
──
寮対抗クディッチ杯が近づき活気づく校内、
わたしは未だに勉強に取り憑かれていた。
ある日、授業が終わり、図書館に向かう道中。
バンッ!
『...ッ!?!?』
廊下の曲がり角で足元から破裂音がして驚きでその場にへたり込んでしまった。
何が起こってるのか全くわからないまま唖然としていたがここは廊下のど真ん中。生徒たちの視線も痛い。
自分は噂されている人間で呪文学のあの日のような恥ずかしさや、勉強ばかりして頭が一杯一杯になってしまい気づいたらぼろぼろと大粒の涙をこぼしていた。
??「悪戯成功〜ッ....って、え、」
?「あいご、泣いちゃった、どうするんだよお前」
???「ヤー、ジョンハナ、1年生の女の子いじめるなんて」
JH「...はあ、ごめん。どっか痛かった?」
???「ジョンハナ、とりあえず移動しよう。みんな見られてる」
?「フード被ってな、湖の近くまで移動しよう」
『....あ、あ、はい...』
何が起こってるのかわからず、スリザリン生3人に人気の少ない湖の近くまで連れていかれ、落ち着くまでこちらの様子を窺っていた。
SC「落ち着いた?
とりあえず俺、スリザリン2年のスンチョル。
こっちがジョンハンでこっちがジョシュア。
俺らの悪戯のせいでどっか怪我した?どこが痛い?」
『...いや、どこも怪我してないです。
いきなり泣いちゃってすみませんでした』
JS「でもびっくりしたでしょ?ごめんね、」
JH「ヤー、びっくりしただけであんなふうに泣かないよ。君、イ・Aでしょ。
知ってる、レイブンクローの『出来損ない、ですよね』
JH「...あに、そこまでは」
『...泣いてしまったのは一杯一杯になっちゃって。
先輩方を困らせるつもりは無かったんです。ごめんなさい』
JH「....」
SC「つらいって知らずに脅かしちゃったのは俺らのせいだから。謝んないで」
JS「むしろこっちが謝んないとね、ジョンハナ?」
JH「....
ヤー!1年生のエギ!!よく聞け!!!」
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屑(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです! (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^!オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:屑 | 作成日時:2024年1月27日 22時