検索窓
今日:86 hit、昨日:36 hit、合計:88,154 hit

ページ8

──



WN「お、Aおはよ」


『...おはよう、』


WN「顔色悪くない?大丈夫?」


『うん、大丈夫...、ちょっと課題が遅くまでかかっちゃって』




呪文学の授業での一件の後、毎日毎日勉強に明け暮れた。
箒で十分に飛ぶことができないのも、「少し落ち着きなさい」と言われたことも恥ずかしくて。


閉館ギリギリまで図書室で課題と予習をし、部屋に帰ってからもアナに心配されたくないと思い一旦寝るふりをして談話室でまた勉強する、みたいな生活をしていた。

知識として勉強はできたが、やはり実技は練習できないのでまだ同級生には劣るような毎日。



WN「あんま無理すんなよ」


『うん、ありがとう』


そう心配してくれているウォヌくんも多分気づいているのだろう。
わたしが遅くまで勉強していることも。




そして、




一部の生徒から陰で”レイブンクローの出来損ない“と呼ばれていることも。





ホグワーツ生は噂好きだから、嫌でも耳に入ってくる。
だから悔しくて、いつか見返したくて必死になって毎日勉強していた。




──図書室




『....やらなくちゃ』



ひそひそとこちらを見て話す生徒がいるが気にしていたら勉強にならない、そう思い今日も予習に取り掛かった。



JN「...あ、A!」

『ジュナ...!今日も課題?』

JN「うん、レポートに使う文献探してたんだ〜この辺だと思ったらAがいたから」

『そっか、がんばってね』

JN「ありがとう、Aもほどほどにしなよ」

図書室でほぼ毎日会うので根詰めているのが彼にもバレているのだろう。
そんな彼は目当ての本を持ってひらひらと手を振り去っていった。


『さてと...もう少し頑張らなきゃ...』

頭も一杯一杯になっているが休んでいる暇はない。

そう思い、羽根ペンを走らせた。


_____________

お気に入り50人ありがとうございます。
こんなオチも展開も行き当たりばったりの作品を気に入っていただいて
嬉しい限りです。

蛇のお兄さんたち→←呪文学



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (140 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
465人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , seventeen
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです! (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^!オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2024年1月27日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。