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「...え?」
?「いい?箒も生き物と一緒で気持ちがあるんだ。焦ってたらなめられちゃうよ!自分のために飛んでみろって思うくらいの気持ちで命令しないと。
一回落ち着いて、深呼吸してみて。君すごく緊張してるみたい。」
そういう彼はスーハーっと身振り手振りして見せる。
彼に合わせて深呼吸。
そして
【上がれ!】
瞬間、スッと手の中に箒の柄が吸い付いた。
『わあ!...できた...!』
?「うん、今のすごくよかった」
グッドサインをしながら言う彼にお礼を言わなくてはと『あっ....』と言おうとしたが次の指示が出てしまい、彼の姿を見失ってしまった。
・・・
結局お礼は言えずじまいだったな、と思いながら黄色いローブの彼を思い出しながら箒を片付けていると
?「あ、さっきの!」
『あ...!さっきはその...アッありがとうございました...!』
?「ううん、大丈夫。その後大丈夫だった?」
『だ、大丈夫...ではないけどまあなんとか...』
?「そっか」
大丈夫だとは言えない出来だった。
浮いたと思ったらフラフラし続けて何回も落ちそうになり、
先生を終始ヒヤヒヤさせてしまっていただろう。
?「あ、僕はハッフルパフのムン・ジュンフィ!
中国から来た。ジュンって呼んで」
『アッ、うん、よろしく...!
わたし、レイブンクローのイ・Aです』
JN「うん、A、よろしくね』
にっこり笑った彼と握手をして別れた。
彼が少し先の未来で優秀なハッフルパフの
クディッチ選手になることはまだ誰も知らない。
・・・
WN「なあ、ジフナ」
WZ「ん」
WN「Aの飛ぶとこ見てた?」
WZ「うん、まあ...
危なっかしかったけど」
WN「ジュナが教えてあげてたみたいだから大丈夫か」
WZ「なら大丈夫か」
JN「うぉぬやー!じふなー!!」
WN「...噂をすれば、笑」
JN「何話してたの?」
WZ「...あに、なんでもない、笑」
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屑(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです! (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^!オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:屑 | 作成日時:2024年1月27日 22時