待宵草と咲く

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アイスクリームパーラーで1人、ナッツ味のアイスをぺろぺろと食べていたところだった。



MG「あ、ヌナ！」



『おー、ミンギュ〜』



WZ「Aー、久しぶり」




『え、ジフナ？どういう組み合わせなの』




MG「漏れ鍋でヒョンと会ったんだけどどうせヒョンも買い物あるし一緒にまわってるの！」




『へー…なんか見ない組み合わせすぎてびっくりしちゃった。



なんか、その…、犬と飼い主みた「なんだって？」



ごめんジフナ怒んないで』




MG「ヌナそれ何味？」




『ん〜、ナッツだよ』




MG「俺もアイス食べたい！ヒョン食べる？」




WZ「じゃあ食べようかな、ミンギュや買ってきて」




わかった！というとショーケースの前までたたたっと駆けて行った。




WZ「あいつ、去年みたいにアイス落とさないといいけどな」




『懐かしいね、もう一年も経ったのかあ』




WZ「俺ら、もう3年なんだもんな。この間入学したと思ったばっかりなのに。」




『そうだよね〜…

あ、ジフナ。最近曲は作ってるの？ジフニの歌また聞きたいな』




WZ「最近は課題とかでバタバタしてたからあんまりできてないな…。また学校戻ったら作るよ。


あ、あと来年は合唱隊の伴奏時々やるかも。


ソクミニも入るんだろ？」



『うん、2年生になったら入るって言ってたから休暇中ずっと歌ってる、ㅎㅎㅎ』



MG「ヒョンお待たせー！」




WZ「ミンギュやAの服にこぼすなよ〜、」




MG「もう！大丈夫だってば…」



『ミンギュと初めて会ったの、それだったもんね。アイスクリームボーイ』




そのあだ名やめて！と笑いながらジフンに無事アイスを渡して食べ始める。




MG「ヌナは今日1人で来たの？」



『うん、ソクミニは別の日にミンハオくんと行くんだって』



MG「あ〜なんかそんなこと言ってたな…」



『あ、それでね、新入生だっていう子が迷子になってたからお世話してたの、さっき』



WZ「お世話できたの？」



『もう！ジフニってば…。お友達とはぐれちゃったからって言ってたからちゃんと送り届けてあげたよ』



ふーん、少々興味なさげな反応をしてアイスを口に運ぶジフン。



『あ、じゃあ私そろそろ帰らなきゃ。2人ともまた新学期にね！』




WZ「ん、気をつけてな」



MG「ヌナ、また新学期！」



2人に別れを告げ、漏れ鍋の暖炉から帰るべく店に向かって戻って行った。


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