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迷子 ページ47

──

『漏れ鍋!』



3年生の教科書リストが送付されていたわたしはダイアゴン横丁に学用品を揃えに来ていた。



フルーパウダーで漏れ鍋へ。暖炉での移動はまだまだ緊張する。



弟はまた別の日にミンハオくんと一緒に買いに行くらしく今日は1人だった。



店主のトムに軽く会釈をしてダイアゴン横丁の通りに出る。



『えーっと、まずは…』



重いものを最後に買った方がいいんだろうがジョンハン先輩からもらったこのバックのおかげでその心配は無さそうだ。




フローリッシュアンドブロッツ書店に入り、カウンターで3年生用の教科書一式を出してもらう。




「3年生だね、これが必修科目。こっちが選択科目の教科書。魔法生物飼育学の怪獣の本は暴れると厄介だから気をつけて」



その本は獣のように唸っておりベルトを外せば今にも噛み付いてきそうだ。



代金を支払い店を後にした。




次はイーロップのふくろう百貨店だ。




自分のふくろうのエサを買いに行かなければならない。




店に入ろうとする時外からふくろうを眺めている1人の少年が視界に入った。




『わ…』




その子があまりにも美形で彫刻の様だったので思わず声が出てしまった。





キラキラとした瞳に長いまつ毛、キリッとした眉が印象的な少年だった。





はっと我に帰り気づかれないように店の中に入り無事目当てのものを購入。






ホーホーと鳴くフクロウに見送られ外に出た。






他に学用品で買い足すものは特にないのでアイスクリームでも食べて休憩しようか、そう思いながら歩いてオリバンダーの店を通りかかった時だった。





?「あ、あのう…」





くりくりとした目でぷくぷくとした可愛らしい頬の男の子が声をかけてきた。





『は、はい…?』





?「僕、友達とはぐれてしまって…。すごく美形で背がこの位の男の子見ませんでしたか…?」





目の前の少年はその子と離れてしまったのが寂しいのかうるうると瞳を揺らしている。




『その人かわからないけど似た人ならふくろう百貨店の前で見ましたけど…』




?「それってどこにありますか…?僕、マグルの生まれでダイアゴン横丁に初めてきたからわからなくて…」




『あ、…じゃあ一緒に行ってみますか…?時間あるので…』



そういうと男の子は顔をぱあっと明るくさせ、いいんですか!と手を握ってきた。

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(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです! (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^!オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年1月27日 22時

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