仲直り ページ39
──WN side
翌朝、Aが退院すると聞いてジフンと2人で大広間で待っていた。
『ウォヌや！ジフナ！』
WZ「A、おかえり」
WN「おかえり、退院おめでとう」
『ありがとう、心配かけてごめんね』
WZ「じゃ、俺は部屋に戻るから2人でちゃんと仲直りしろよ」
ジフンは足早に寮へ戻って行った。
WN「...寒いけどちょっと外出るか、」
一足先を歩く俺の後を追いかけるAと共に中庭にやってきた。
『...それで、どうしたの？』
WN「最後に話したのは休暇前日だよな？フリットウィック先生がいた時にも話したけどオードレットと会ったって。
...その時に言われたんだけど、
A、ジョンハニヒョンと必要の部屋で会ってるって聞いた。
それがなんていうか、俺やジフニが知らないところで会ってたっていうのが...その...もやもやしたっていうか...。
あに、Aが誰にどこで会おうと何も言える立場ではないんだけど...」
珍しく言い訳がましくなってあたふたしてしまった。
こんな言い分に彼女は呆れてしまうだろうか。
『....それってさ、』
WN「...うん。」
『要するに拗ねてたってことでしょ？』
WN「いや、まあ、確かに間違ってないけど...」
『先輩と会ってるのは事実だよ。でも先輩とは変な関係じゃない、これは信じて。
わたし、1年の時から実技が下手だったでしょ？廊下で魔法は使えないし。
それで練習する場所を教えてくれて、たまに練習相手になってもらってた。
必要の部屋だからわたしと先輩以外は入れなくてこんな隠す感じになっちゃったの。嫌な思いさせたなら、ごめんなさい』
彼女が謝ることはない、ただの自分の嫉妬心で起こったことなのだから。
WN「いや、謝るのは俺の方。...素っ気なくして、ごめん」
『...うん、じゃあ仲直りでいい？』
WN「うん、」
そう言って俺は少し冷えたAの手を取って仲直りの握手をした。
手のひらから柔らかなぬくもりが伝わる。
彼女へのこの温かな気持ちはまだ胸の中にしまっておこう。
・・・
WN「あの件があったからジョンハニヒョンにAから離れた方がいいって言っちゃった」
『...ええ、だから医務室来なかったんだ..絶対来ると思ってたのに』
WN「同寮の友達じゃ物足りないってか？」
『あに〜、ちがうよ、また拗ねたの？ウォヌちゃん？』
WN「...まじでやめろ」
『じゃあもう寒いし、戻ろ！』
さむーい！と言いながら小走りで前を行く彼女の後を追った。
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屑(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (
レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです！ (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^！オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屑 | 作成日時：2024年1月27日 22時
