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──You side
長い夢を見た。
大切な友人たちと楽しく過ごしていた夢。
そこに突然蛇が飛び出してきて、首にしゅるしゅると巻きついて、苦しくて、
『......っはあｯ！』
目を開けるといつもより高い天井が見え、自室ではないことを理解した。
「起きましたか、2日間も眠っていたんですよ。
すぐに起き上がらないでしばらく横になっていなさい」
マダムポンフリーがやってきてそう言った。
わたしが最後に覚えているのは赤い閃光だったけどあんなに練習した防御呪文も杖を出す前にあっけなく襲われてしまった。
足音と振り返った時の呪文、そしてあの既視感のある赤黒い目。
それでわたしが第三者に襲われたことは確かだ。
ぽやぽやと霧が引かない頭で考えていると廊下から生徒たちの声が聞こえてきた。
「なあ、レイブンクローのイ・A、誰かに襲われたらしいぞ」
「イ・A？誰それ」
「一年の時に噂されて話題になった子いたじゃん！意外と美人な子なんだよな〜」
「意外って失礼すぎ、笑
まあ俺はスリザリンのソラ・オードレット派だけどな〜！ブロンドにあの“青い目”が綺麗でさ〜」
噂好きのホグワーツ生、あまりに失礼すぎるんじゃないかと思っているとフリットウィック先生とウォヌが入ってきた。
WN「A！」
『ウォヌや...』
「イ・サエ、体調は大丈夫ですか？目覚めたばかりでしょうが被害を増やさないためにも最後に覚えていることを教えてくれますか？」
先生が言う。
わたしは覚えていることを全て話した。
WN「先生、恐らくですが俺も同じ生徒に図書室で話しかけられたことがあります。スリザリンのソラ・オードレットです。ヒールを履いていて、ブロンドの“赤黒い目”をした、」
ソラ・オードレット？
それに“赤黒い目”？
「何を言ってるんです？オードレットの瞳の色はブルーです」
WN「...え」
『さっき廊下にいた人がオードレットのこと話してたけど目は青色だって...』
確かに聞いた。ブロンドで青い目だって。
「...とにかく、今この情報だけではオードレットだと決めつけることはできません。先生たちも一応見ておくからまた何かあったり思い出したら話してください」
そう言うと先生は医務室を後にした。
WN「おかしいな...確かにあいつだったんだけど」
謎は深まるばかりのままだった。
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屑(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (
レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです！ (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^！オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屑 | 作成日時：2024年1月27日 22時
