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──WN side


翌日


昨晩のAが倒れていた一件で頭はいっぱいだった。授業なんて碌に聞けたもんじゃない。


マダム・ポンフリーは意識を失って眠っているだけと言っていたけど本当に大丈夫なんだろうか、外傷の頭の傷は酷くないんだろうか、襲った犯人がいるなら誰か、とか。



何より、Aとの間が気まずい状況の時に襲われるなんて。なんでちゃんと話をしなかったんだろうと後悔に襲われる。


WZ「...ウォヌや」


WN「ん?」


WZ「Aのこと、もう聞かないけど起きたらちゃんと仲直りしろよ。...2人とも友達だから、いつまでもすれ違ってるのは俺も苦しい」


WN「わかってる...。詳しくは言えないんだけど、いつか話すから」


WZ「ん。わかった」


・・・

授業が終わったその足ですぐに医務室に来た。

ベット横の椅子に座る。Aはまだ目覚めていない。




WN「...早く起きてよ、」



こっちの気も知らずにすやすやと眠り続けるAへの呟きは虚空に消えた。



JH「.....A!!」



そこへバタバタとヒョンが走って入ってきた。
マダム・ポンフリーは病人がいるから静かにしろとぷりぷり怒っているが、それも気にせずこちらへやってくる。


WN「...ヒョン」


JH「ウォヌや...、A、何があったの」


WN「図書室で気を失って倒れてたんだって、もしかしたら誰かに襲われたかもしれないけど本人が起きて聞いてみないとわからないって先生が言ってた」


JH「そんな...」


WN「ヒョン、聞きたいことがあるんだけど。



2年のソラ・オードレットと知り合い?」




JH「知り合いっていうか...、時々話しかけられるけど」


WN「...そっか、なんでもない」


目の前のヒョンはなんだよと言いたげにこちらを見る。


WN「推測だけど、この一件が解決するまでヒョンはAに関わらない方がいい。ヒョンがAに構うほど状況は悪くなる。確信が持てたらちゃんと説明するからそれまでは...少し離れて。」


いつも見ないような俺の表情に少し驚いたようなヒョンは小さくわかった、と了承した。

必要の部屋のことも聞きたかったけれど今はAの安全を優先しなければと喉の奥に引っ込めた。



JH「...守れなくてごめん、A」



頬をひと撫でしてじゃあ、と医務室を出て行った。

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(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです! (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^!オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年1月27日 22時

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