休暇 ページ32
──
MG「ヌナ〜!外雪降ってるよ〜、箒乗って雪合戦しよう」
MH「いや寒いからいい」
休暇なのになぜこの子達がいるのか。
ミンハオくんが実家に帰れないことになり1人ホグワーツに残すのも寂しいと思ったソクミンがうちに泊まりに来ないかと誘ったらしい。
それをミンギュに話したところ、「俺も行きたい!」と言い始め1年生大集合で毎日ワイワイと過ごしている。
外に出て箒に乗る。去年よりはだいぶマシになった。
MG「ヌナー!」
ミンギュの声に振り向いた瞬間、雪玉が顔面にクリーンヒットした。
『ぶッ』
MG「ヌナごめん!!!」
『やったなキムミンギュー!!!』
MH「ヌナ、僕も加勢するよ」
MG「やだ!!助けてソクミナ!!!」
DK「あに、ヌナ!僕関係ないって!ミンギュだけ狙って!!」
わーきゃー言いながら時間を忘れて遊び回った。
・・・
部屋に戻ってミンハオくんが淹れてくれたお茶を飲みながら家に届いたプレゼントを開封した。
2人が家に来ているので2人の分のプレゼントも届いているため、クリスマスツリーの下はプレゼントボックスで溢れかえっていた。
DK「ヌナ、プレゼントの数がすごいね、モテモテじゃん」
『そういうみんなだっていっぱい来てるじゃん。ミンギュなんか特に女の子から』
MG「でもちょっと怖くて手つけられないかも。惚れ薬とか盛られてたらと思うとお菓子も食べられない」
『あ〜...そっか、気をつけてね、ソクミニもミンギュの持ってるお菓子つまみ食いしないようにね』
MH「僕が見張っておく、笑
ヌナ、紅茶ありがとう、学校で飲むね」
『うん、集中力が高まるから勉強の前に飲んでみて』
話しながら開けているとウォヌからのプレゼントを見つけた。
中身はきらきらと光る小さな懐中時計。メッセージカードには少し癖のある字で「来年もよろしく。メリークリスマス」と書いてある。
おそらく休暇前日の様子がおかしかった日より前に送ったんだろうなと思うと同時に目も合わせず自室に戻っていった彼の姿を思い出した。
『はあ...』
わたしがなにかしてしまったんだろうか。理由もわからず気まずい空気のままは嫌だし話をしないといけない、と思ったが勇気のないわたしはそんなことできるかなと思ってしまう。
MH「ヌナ、どうしたの?」
『んーん、なんでもない』
MH「そっか、」
心配そうにこちらを見るミンハオくんに気づかないふりをしたまま、床に散らばったリボンを片付けた。
.
465人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
屑(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです! (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^!オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:屑 | 作成日時:2024年1月27日 22時