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──WN side
...好きか、
まあ、仮に好きだったとしても「はい好きです」なんて易々と答えるわけがない。
確かに他の友達以上に特別な感情があるかもしれないけどまだこの気持ちに名前をつけたくはなかった。
今の関係が崩れるのが怖かったし、幼さ故の勘違いかもしれないし。
1番はAをただ大切にしたい、と思っていたから。
そう頭の中で巡らせながら答えに詰まっていると
sl「チョンウォヌ？」
WN「いや、Aはただの友達。好きとか、そういうのじゃない。」
sl「...そう、そういうことにしておく。あれだけ周りに男の子ばかりいれば自分のものにできないものね〜」
WN「...何が言いたいんだ？」
sl「言った通りよ。イ・Aは貴方の方には向かない。
あの子、ジョンハン先輩とも定期的に必要の部屋で会ってる。
しかも、...2人きり」
なんだか心の奥底をちくりと刺された気がした。
2人きりだっていうのもそうだけど、自分たちも知らないところで会ってたんだという事に心に小さな鉛を落とされたようだった。
彼女が誰と会おうが口を出せる存在ではないけど。
sl「あの子がジョンハン先輩以外のものになれば先輩はわたしのものにできるんだけど....
...どう？いい考えじゃない？」
WN「...お前の言うことは信じないし、妙なことをするなら寮監の教授に報告するからな」
sl「...そ、もういいわ。じゃ」
カツカツとヒールの音を立てて去って行った。
WN「はあ...」
悶々とした気持ちを消すように本のページを捲った。
ああ、この後どんな顔でAと話せばいいかわからない。
── you side
荷造りも一通り済み、談話室でジフンとアナと休暇のこと、プレゼントのことなど楽しく話していたところ、寮のドアが開いた。
WZ「あ、おかえりウォヌや」
WN「おん」
『課題整理してたんだよね、捗った？』
WN「...あー、うん。
...俺荷造りまだだから部屋戻るわ。」
そう言うと足早に男子寮の方へ行ってしまった。
『なにあれ』
WZ「なに、お前らケンカでもしたの」
『え、え、してない。朝は普通だったし...』
A「でもチョンウォヌ、あんな感じなの珍しいわね」
『え、だよね...。私なんかしちゃったかなあ...』
WZ「ま、気分でも悪かったんじゃないか？大丈夫だよ」
『...』
肖像画のこと、ウォヌのこと、いろんな事が悶々としたまま休暇が始まってしまった。
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屑(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (
レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです！ (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^！オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屑 | 作成日時：2024年1月27日 22時
