待宵草と咲く

鷲対蛇 ページ29

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11月に入り寮対抗クディッチ試合が開幕した。

去年はジュニと2人で見に行ったが今日はレイブンクロー対スリザリンの試合なので同寮の2人と見に行くことになった。


WZ「Aー、行くぞ」


『はーい』


WN「A、寒くない？」


『うん、大丈夫！ありがとう』




ジョンハン先輩との特訓のあとあの妙な視線は自然と感じなくなり毎日平凡に過ごしていた。





『去年は観に来なかったのに今年は来るんだね』




WN「まあ今日は自分の寮が出場するしな。来年からはジュニとかもしかしたらスニョンイも出場するかもしれないでしょ？だから見とこうって。な、ジフナ」



WZ「その通り」



『そっかあ、来年にはもう出場できるかもしれないんだね、友達が出場してるところ見てみたいかも』




観客席に着いてそんな話をしてるうちに試合が開始した。




10点、20点、と両者一歩も譲らない試合が続く。
まだ金のスニッチは現れない。




選手と一緒になってスニッチが現れないか空の方を見ていた時、









WN「A、伏せろ！！！」








ブラッジャー、暴れ玉がわたしの顔面めがけてすごい勢いで飛んできたのだ。






『...っは、び、びっくりした....』





WZ「大丈夫か？」





『う、うん...だいじょぶ...』





ブラッジャーは何事もなかったように選手の方に向かって戻って行ったがわたしは驚きすぎてまだ心臓がバクバクして呼吸が浅くなる。





ウォヌが言ってくれなかったら、考えるだけで恐ろしい。




WZ「本当に大丈夫？きつかったら寮戻ろうか？」




『ううん、...大丈夫、本当にありがとう』




ジフンは試合が終わるまで背中をゆっくりさすってくれた。





試合の結果はレイブンクローのシーカーがスニッチを獲得して試合終了。我が寮の勝利に終わった。




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ここから先煮詰まりすぎています。そろそろ誰落ちか決めないとむずそうです。明日から1週間頑張って生きよう

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