2年目のはじまり ページ21
──2年目 9月1日
今年も汽車に揺られながらホグワーツへ向かう。
昨年と違うことといえば隣に弟がいるということだ。
無事に弟のソクミンにも入学許可証が届きホグワーツへの入学が決まった。
『ソクミナ、わたしと一緒にいて大丈夫なの?普通はみんな汽車で最初のお友達作るもんだよ?
ヌナはそれで入学式の時耳真っ赤にしながら声かけたんだからね?大丈夫?』
DK「も〜大丈夫だって、結局どの寮になるかなんてわかんないし、1年生はまだ城に向かうのにボートに乗るでしょ。その時でもいいじゃん」
『...友達できなくても知らないからね』
その時コンパートメントの戸が開いた。
?「すみません!ここ空いてますか!?他に空いてるところ無くって!」
『あッ...うん、どうぞ...ってあ、』
?「あ!この前のヌナだ!」
『あ、あの、アイスクリームの子...だよね...?』
隣でソクミンが頭にはてなを浮かべている。
MG「そうです!あの時はごめんなさい。俺、今年入学するキム・ミンギュっていいます!ミンギュって呼んでください!!ヌナは何年生ですか?」
『えっと...、わ、私は今年で2年生だよ。こっちは弟のイ・ソクミン。ミンギュと同じで今年入学する子なんだ』
DK「ソクミンだよ、よろしくねミンギュ!」
2人は握手をしその後も楽しそうに話していた。
二人の会話をBGMにぼーっとしているとコンコンと戸を叩く音がした。
WZ「おーA、久しぶり」
『ジフナ!久しぶり!みんなも一緒?』
WZ「おん、俺は前の車両に用があって通ったらAが見えたから。ウォヌとスニョンイも一緒。ジュニは中国から来る新入生の知り合いがいるからってそいつといる。...Aもなんか連れてるな」
DK「なに、ヌナの彼氏?!」
『違うよ、同じ寮のジフン。ジフナ、これわたしの弟。』
WZ「あ〜、言ってた弟か。....あ、隣のやつは、アイスクリームパーラーの...」
MG「もう!みんなしてアイスクリームの奴って...俺はキム・ミンギュです!!」
WZ「ん、覚えとく。じゃあ俺行くから」
『うん、またあとでね』
DK「ヤ〜、ヌナの周りには男の子がいっぱいいるんだなあ...、僕が見張っとかないと」
『何言ってるの、みんな良い友達だからお構いなく〜』
DK「はいはい、笑」
もうすぐ着くみたいだからローブに着替えな、と言ってコンパートメントを出ると中から間延びした返答が聞こえた。
今年はどんな1年になるのだろうか。
そんな思いを馳せながら弟たちの着替えを待った。
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屑(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです! (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^!オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:屑 | 作成日時:2024年1月27日 22時