待宵草と咲く

ダイアゴン横丁 ページ18

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目まぐるしく回る毎日を過ごして気づけばイースター休暇に突入した。


わたしとスニョンが和解(？)したことで休暇中にみんなでダイアゴン横丁に出かけることになった。

スニョンの提案である。

同寮の2人は最初はめんどくさそうに話を聞いていたがどこに買い物に行くだの、アイスクリームパーラーで何味を食べるだの案外楽しそうにしていた。


両親には1年生だけで大丈夫なの？と心配をされたがノクターン横丁には絶対に近づかないこと、1人にならないこと、定刻になったらスニョンのお母様が待つ漏れ鍋に必ず戻ることを約束してOKをもらった。


DK「わ！今日のヌナかわいい！」

『へ、変じゃないかな』

DK「いつもかわいいけど！もしかしてデート？！1年生なのにもう彼氏できたの？！」

『あに、違うよみんな友達だって』

どうかな〜とにやにやしながら話すソクミンを横目に鏡でチェックする。

シンプルに黒のミニワンピースにした。背中にはリボンがついていて可愛くて気に入っている。

調子に乗って髪も巻いてみた。変じゃないといいが。


『じゃあ行ってきます』

・・・

待ち合わせ時間ちょうどに着いたがもうすでに集まっているようだった。見慣れた姿に声をかける。

『ご...ごめん、お待たせしました』

JN「あっA来...た...わあ」


ジュンの返答と共に4つの視線が刺さる。
この展開、マグルの漫画で読んだことがある。ヒロインが綺麗すぎて男の子たちが固まる、あのシチュエーション。

まさかそんな私が、と思ったがそんな雰囲気だ。


WN「A、なんかいつもと雰囲気違う、かわいい」


HS「ヤー、1年生じゃないかと思った。なあ、ジフナ？」


WZ「まあ...、悪くないと思うけど」


HS「出た、ジフニの「「悪くないと思うけど？」」笑」


WZ「うるさい」

珍しくジフンの耳が真っ赤だったので笑ってしまった。



WN「揃ったし早く行こう、スニョンア、WWW行きたいんだろ？」

HS「そう！ジョンハニヒョンに教えてもらったの買わなきゃ」


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