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── no side
『...あれ、どうしたの』
WN「...いや、その、Aが泣いてるって聞いたしスリザリンの人に連れてかれたって」
『あぁ、...うん、廊下で先輩の悪戯に引っかかっちゃってさ。それでちょっとびっくりして泣いちゃったんだけどその先輩たちが慰めてくれてたの』
WZ「...本当にそれだけ？」
『それだけって？』
WN「Aが変なあだ名つけられてること。それに傷ついてるのも挽回しようって遅くまで勉強してるのも全部知ってた。
...、それなのにそう言ってる奴らから守ってあげれなかった。
ごめん...」
『あに...、いやウォヌくんが謝ることじゃないよ...！
出来ないのは事実なんだし』
WN「いやそれでも気づいてて知らないふりしたのは事実だから、しかも同じ寮なのに」
お互いにいやいや、と終わりの見えない会話が始まろうとするときジフンが口を開く。
WZ「俺が思うに」
『うん？』
WZ「A、いつもガチガチに緊張したり、深くいろいろ考えすぎてうまくいかないんじゃない？
入学式の時も言ったけど、もっと楽にしていいし力抜いていいと思う、俺もウォヌも同級生だし...その、友達...だし頼ってもいいんだよ」
WN「...そう、今回は助けられなかったけど、今度からはつらい時はちゃんと助けてって言って。完全に救えるかは置いといて楽になるように俺らも助けるから」
2人の言葉にまた泣きそうになりながら、涙を溢しまいと上を向く。
WZ「また泣いてる、笑」
『ちがう、これは嬉し涙....、2人とも、ありがとう』
WN「もっと自信持って、A。...魔法薬の授業でスネイプの質問全部答えた時みたいにさ。あの時は素直にすごいと思ったよ」
魔法薬の初回の授業でスネイプ教授が毎回1人に対して知識を問う質問をする。
それにAは全問正解していたが、教授はレイブンクローだから当たり前、生徒からはあれだけ図書室にこもっていればわかって当然かとなりさほど賞賛はされなかったのだ。
『...ふふ、ありがとう、がんばる』
WN「とりあえず、今日は早く寝ろ。顔色が悪い。」
Aの隈を撫でながら言うウォヌ。
『...は〜い』
WZ「さ、もう日が沈むし寮に戻ろ」
Aが2人に対して感じていた壁が無くなった日であった。
＿＿＿＿＿
ちょこちょこ更新してるんですけど1話を短いペースで更新するのと複数話ぼーんて更新するのどっちがいいですか？
話の進み具合微妙すぎるんですけど1年生を早めに終わらせたい。
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屑(プロフ) - イクさん» ありがとうございます✌️少しずつみんな歩み寄るのでお楽しみに🥹 (2月21日 8時) (
レス) @page49 id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
イク(プロフ) - ウォヌの恋心が垣間見えてきてキュンとします(*^^*) (2月15日 23時) (レス) @page44 id: bbc12a723a (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます！頑張って更新します✌️ (2月11日 9時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - こんにちは。ハリポタも好きなので続きがとっても楽しみです！ (2月6日 23時) (レス) @page34 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
屑(プロフ) - にくさん» ありがとうございます^_^！オリジナルもありきですが楽しんでいただけて嬉しいです✌️ (2月6日 22時) (レス) id: 2271d2c199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屑 | 作成日時：2024年1月27日 22時
